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アートディレクター大原大次郎とデザイナー田中義久がデザインの本質を探る二人展を銀座で開催

2018年12月24日 09:12  Fashionsnap.com

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展覧会告知ポスター Image by: リクルートホールディングス
クリエイションギャラリーG8で、展覧会「大原大次郎・田中義久 二人展『大原の身体 田中の生態』」が開催される。会期は1月11日から2月14日まで。

 アートディレクターの大原大次郎は、グラフィックデザインや展覧会、ワークショップなどを通じて言葉と文字の知覚を探るプロジェクトを多数展開。近年では重力を主題としたモビールのタイポグラフィー「もじゅうりょく」や、ホンマタカシによる山岳写真と登山図を再構築したグラフィック連作「稜線」、蓮沼執太やイルリメとともに構成する音声記述パフォーマンス「TypogRAPy」などを手掛けた。デザイナーの田中義久は、アーティストの作品集のデザインや芸術祭・展示会のアートディレクション、東京都写真美術館をはじめとする文化施設のVI計画などを担当しているほか、アーティストデュオ「Nerhol」として活動している。
 「大原大次郎・田中義久 二人展『大原の身体 田中の生態』」は、異なる活動領域でキャリアを重ねてきた二人のデザインの本質を紐解く展覧会。「身体」と「生態」といった切り口のもと互いを研究対象の素材とし、リサーチによって生み出された成果物とプロセスが展示される。大原は田中がデザインしてきた本の表紙や本文、質感などを表現した作品を制作。本の肖像群や出版社、印刷所などの制作環境を定点観測し、リサーチプロセスを進行形で公開する。田中は大原の行為そのものに焦点を当て、山形、徳島、葉山など大原が訪れた場所で採集したマテリアルを抽出。行為の中に内在する身体性を考察し、紙に落とし込んだ作品が並ぶ。
 会期中、トークショーやギャラリーツアーなどの関連イベントの開催を予定。1月11日には、一般参加可能なオープニングパーティーが行われる。
■大原大次郎・田中義久 二人展「大原の身体 田中の生態」会期:2019年1月11日(金)~2月14日(木)会場:クリエイションギャラリーG8住所:東京都中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1階電話番号:03-6835-2260
■オープニングパーティー日時:2019年1月11日(金)19:00~20:30会場:クリエイションギャラリーG8※一般参加可能クリエイションギャラリーG8公式サイト