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マイリー・サイラス、定番クリスマスソングの痛烈替え歌披露 「女子が望むのは宝石より平等なギャラ」

2018年12月23日 16:32  Techinsight Japan

Techinsight Japan

『サンタ・ベイビー』の替え歌を披露したマイリー・サイラス(画像は『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon 2018年12月20日公開 YouTube「Miley Cyrus Updates “Santa Baby” for 2018 with Mark Ronson and Jimmy Fallon」』のサムネイル)
女性がサンタにおねだりする心情をセクシーに歌ったクリスマスソング『サンタ・ベイビー』。世界ではフェミニズム運動が広がるなか、このほど女優兼歌手のマイリー・サイラスが『サンタ・ベイビー』の替え歌を披露した。

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『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』で現地時間20日に放送されたこのコントは、司会者のジミー・ファロンが本番前に「『サンタ・ベイビー』の準備はできた?」と尋ね、マイリー・サイラスが「だいたいね。でも、歌詞をいくつか変えようと思うの。それでもいい?」「(歌詞を見て)『ツリーの下にクロテンの毛皮を置いといて』だって。これが何か知ってる?」「これは毛皮よ。それに私はヴィーガンなの。この歌詞も見てよ。車とかヨット、小切手、プラチナの鉱山の権利書がほしいって言ってるの。それから、サンタがこれ全部買ってくれたら、私はサンタと関係を持つって言ってるようじゃない?」とオリジナルの歌詞に不満を漏らすところからスタートする。

コントの中でパフォーマンスの本番が始まったマイリーは、赤のタートルネックにベロアの緑のミニスカートを合わせ、赤のタイツでセクシーに登場。そこで、マイリーがこのような替え歌を披露した。

「サンタ・ベイビー、高価なジュエリーなんていらない。他のことを考えているもの。サンタ・ベイビー、今夜、あなたのプレゼントはいらない。」

「ダイヤモンドも現金も株もいらない、箱ものは何もいらない。もう真の価値のないものはいらないのよ。もう十分あるんだから。自分のものは自分で買えるわ。サンタ・ベイビー、高級車はもう持っている。ローンなしでね。自分で買ったの。サンタ・ベイビー。棚の上のエルフからの助けは一切なしでね。聞いて、サンタ。女の子のベストフレンドは平等のギャラ。」

「サンタ・ベイビー、仕事場で無知で嫌な奴からお尻を触られないか知りたいわ。クズ野郎に今夜は私の煙突には近寄らないでって言っておいて。」

このパフォーマンス中には、ジミー・ファロンがオリジナルの歌詞通りに高価なネックレスをプレゼントしようとするものの歌詞が変わったために引き下げる姿、ジミーと音楽プロデューサーのマーク・ロンソンが2人で車の鍵をプレゼントしようとするが、マイリーの替え歌と合わないことからとっさに投げ捨てる姿が面白く映し出されている。

ちなみに、アーサー・キットの『サンタ・ベイビー』がリリースされたのは1953年。今から65年前の曲であるため、女性の価値観は変わり、時代は変化している。マイリー・サイラスの自立して強く生きる女性バージョンの方が今の時代に合っているようだ。



画像は『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon 2018年12月20日公開 YouTube「Miley Cyrus Updates “Santa Baby” for 2018 with Mark Ronson and Jimmy Fallon」』のサムネイル
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)