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メリル・ストリープ、子役への演技指導中に骨折しかける

2018年12月22日 14:02  Techinsight Japan

Techinsight Japan

メリル・ストリープ、演技指導で張り切りすぎた…?
アカデミー賞に21回ノミネートされ、そのうち3度受賞しているアメリカの名女優メリル・ストリープ(69)。女優としての豊富な経験を持つメリルが、ディズニーの新作『メリー・ポピンズ リターンズ』(2019年2月1日、日本公開)の撮影中に子供たちに転ぶ姿の手本を見せたところ、あやうく自身が骨折しかけるという事態になった。

新作『メリー・ポピンズ リターンズ』は1964年に公開された映画『メリー・ポピンズ』の続編で、主役のメリー・ポピンズをエミリー・ブラントが務め、メリル・ストリープがメリーのいとこのトプシーを演じている。

そんなメリルが、このほど撮影現場で子役に演技のレッスンをしてあげたそうだ。しかしその演技レッスン中に、思わぬアクシデントが起きてしまったという。

メリル・ストリープは米誌『PEOPLE』の特別号「The Practically Perfect Guide to Mary Poppins」で「私たちは有名なミュージカルナンバーのレッスン中だったの。私は(子供達に演技を)見せつけていたわ」「子供たちに言ったの。演技の学校で最初に習うことは転び方よって。それで私は堂々と部屋を歩いて、転んで倒れちゃうフリをしたの」「両膝をかなり強く打っちゃったわ。あわや骨折かというところだったのよ」「『もうバカなことしてないで。11歳じゃないんだから』って思ったわ」と明かしている。

メリルは3日間、氷で膝を冷やすことになったものの骨折には至らず、今となっては良い思い出になったそう。「子供たちが大笑いしてくれたわ。だから価値があったの」と満足気に話している。

『メリー・ポピンズ リターンズ』は来年1月6日に行われる第76回ゴールデングローブ賞でミュージカル・コメディー部門の作品賞、主演女優賞、主演男優賞、作曲賞にノミネート。来年2月24日に開催されるアカデミー賞ノミネートにも期待がかかっている。

はりきって子供たちに良いところを見せようと思ったが、かなり痛い目にあってしまうことになったメリル・ストリープ。とはいえ、アカデミー賞最多ノミネーション記録を持つメリルからの演技指導は、子供たちにとって貴重な経験になったことだろう。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)