トップへ

『有吉ぃぃeeeee!』最新回前に『マリオテニスエース』回復習&『スーパーマリオパーティー』予習

2018年12月22日 09:21  リアルサウンド

リアルサウンド

 ゲーム作品のオンラインプレイを通して全国の猛者と対決する『有吉ぃぃeeeee!』(テレビ東京系)は、ゲーム好きの有吉弘行をMCに迎え、今話題のeスポーツをメインテーマに捉えたテレビ番組だ。本稿では前回放送のおさらいとして、YouTubeで視聴できるネット配信動画の見どころ、そして23日放送の最新回で取り上げられる『スーパーマリオパーティー』について解説する。


(参考:有吉弘行、『マリオテニス エース』でタカトシ・タカの美技に驚愕 「全国大会行けるんじゃない!?」


出演者のシングルス対決がアツいネット配信動画


 今回のネット配信動画では、本編未公開のシングルス対決シーンに加え、本編でクローズアップされたタカ(タカアンドトシ)のプレイングが再び取り上げられた。中でも見どころが多いのは、本編で放送されなかった出演者同士によるシングルス対決動画だ。


 1つ目の動画は、収録前に相当な練習時間を割いたと語るあばれる君と、メイン出演者と同様に10時間の練習を終えて収録に臨んだ青山テルマの対決シーンからスタート。試合はシングルスで行われ、先に7点を先取したプレイヤーが勝利するシンプルなルールが採用された。


 試合序盤でトリッキーな動きを見せたのは、ヨッシーを操るあばれる君。キャラクターの頭上を越えるロブショットを決めてまず1得点。すぐさま青山のキノピコが反撃を試みるも、ヨッシーが放つショットに翻弄されたのか、キノピコはコートを右往左往。「試合の感覚を取り戻してきましたよ」とコメントするあばれる君に押し切られる形で6得点を奪われ、青山は開始2分足らずでピンチに陥ってしまう。


 このまま試合が終了するかと思いきや、ヨッシーがショットを上手く返せずにキノピコが初得点。しかしマッチポイントの状況はそう簡単にひっくり返ることもなく、ヨッシーが直後に1点を勝ち取り、シングルスはあばれる君の勝利で終了した。


 続くシングルス第2試合は青山vsトシ(タカアンドトシ)。機動性に長けた青山の樹ピコに対し、トシはバランス型のルイージを選択して試合開始。


 戦況を動かしたのは青山。先ほどとは違い、ルイージを翻弄するようにショットをコート両端に打ち分け2得点。あばれる君との対戦もあってか、比較的落ち着いたプレイングでトシを突き放す。


 とは言え、ちょっとした油断でミスは発生するのもお約束。すぐさまルイージがリターンエースを決めて1点。そしてキノピコの体にボールがぶつかりボディーショットで2点と、あっという間に形勢逆転するトシ。試合は手に汗握る接戦へと突入する。


 数回のデュースを繰り返し、いよいよどちらが勝つのか予測がつかない状況になった終盤。それまでラリーの応酬が続いたシーンで、ルイージの放ったロブショットがキノピコの頭上を通過しコートにダイブ。トシの勝利が決定づけられた瞬間だった。


 『マリオテニスエース』は一見アクション操作が重要に見えて、コート内のポジショニングやショットの使い分けなど、実は戦略性も同時に求められる奥深いゲーム。本編のダブルス対戦シーンと合わせて視聴すれば、その魅力がより感じられるはずだ。


最新回のメインタイトル『スーパーマリオパーティー』の魅力とは


 12月23日放送回で取り上げられるのは、シリーズ20年近くの歴史を誇るNintendo Swtch用ソフト『スーパーマリオパーティー』。本作は多人数で賑やかに遊べるバラエティ要素に富んだボードゲームだ。


 プレイヤーはマリオやルイージといったキャラクターを選択し、ターンごとにサイコロを振って出た目の数だけマスを移動する。任天堂のゲームらしく、マップ上や発生するイベントは凝ったギミックに溢れているほか、ルールや内容の異なる80種類ものミニゲームがプレイできる。


 ミニゲームは単純な反射神経を競うシンプルなものをはじめ、画面に表示されたキャラクターや指示を参考に遊ぶリズムゲーム「なりきりビート」や、オールに見立てたコントローラーで川下りに挑戦する「リバーサバイバル」など、チーム間の対戦に特化したものも収録されている。種類も豊富なので、クリスマスムード漂うパーティー用ゲームとしては、まさにうってつけと言えるだろう。さらにオンライン機能にも対応しているので、番組中はこれまでの放送と同様、パーティーゲームでまだ見ぬ強者と戦う有吉の姿が見られるかもしれない。


 23日に放送される『有吉ぃぃeeeee!』のゲストはお笑いタレントのキンタロー。パーティーゲームを題材にどんな名場面が生まれるのか、気になる方は忘れずにチェックしよう。


(龍田 優貴)