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全日本F3選手権鈴鹿合同テスト:2日目も宮田が首位。フェネストラズ、アイロットが続く

2018年12月21日 19:51  AUTOSPORT web

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全日本F3選手権鈴鹿合同テストで2日連続のトップタイムを記録した宮田莉朋
全日本F3選手権の合同テストは12月21日、鈴鹿サーキットで走行2日目のセッション3、セッション4が行われ、2日目は午後のセッション3で宮田莉朋(カローラ中京 Kuo TOM’S F317)がマークした1分50秒307が最速となった。午前のセッションはサッシャ・フェネストラズ(B-MAX RACING AND MOTOPARK F3)がトップタイムをマークしている。

 2日目を迎えた全日本F3選手権鈴鹿合同テストは、晴天に恵まれ午前中から17台が周回を重ねた。序盤から宮田、サッシャ・フェネストラス(B-MAX RACING AND MOTOPARK F3)、ルーカス・アウアー(B-MAX RACING AND MOTOPARK F3)、さらに小高一斗(カローラ中京 Kuo TOM'S F317)らが積極的にタイムを縮め、プログラムを消化していく。

 終盤にはニュータイヤでのアタックが展開されたが、ここで多くのセットを投入したフェネストラズが1分50秒666をマーク。一方宮田は1分50秒860をマークするも、フェネストラズのタイムには届かず、フェネストラズが首位、宮田、小高と続く結果となった。4番手にはハリソン・ニューウェイ(B-MAX RACING AND MOTOPARK F3)、5番手には河野駿佑(HubAuto F318)がつけた。

 午後も引き続き晴天だったが、開始直後に名取鉄平(TODA FIGHTEX)がコースアウトを喫したほか、終盤には好タイムをマークしていた片山義章(YTB F317)、河野駿佑(HubAuto F318)がデグナーでグラベルにストップしてしまったため二度の赤旗が。ただ2台ともにすぐにコースに復帰している。

 チェッカーに向けてふたたびニュータイヤでのアタックが行われていくが、赤旗もあり思うようにタイムを伸ばせないマシンも。そんななか宮田が1分50秒307をマークしトップへ。2番手には「日本も鈴鹿も初めてだったけれど、楽しめたよ!」と振り返るカラム・アイロット(YTB F312)がつけ、3番手は小高という結果となった。

 4番手にはフェネストラズがつけ、5番手には午後にふたたびB-MAX RACING TEAMの30号車をドライブした笹原右京(B-MAX RACING F3)が続いている。

 総合でも宮田が首位となったが、2番手はフェネストラズがセッション3で記録したタイムに。アイロットのタイムは3番手。小高、そして笹原と続くトップ5となった。