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大塚家具が中国市場に参入へ、家具販売大手Easyhomeと業務提携を発表

2018年12月21日 17:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

大塚家具公式サイトより
大塚家具が12月21日、中国の家具販売大手企業である北京居然之家云地汇新零售连锁有限公司(Beijing Easyhome Yundi Huixin Retail Chain Co., Ltd.、以下 Easyhome)と業務提携することを発表した。

 Easyhomeは2017年末時点で中国本土に223の実店舗を運営し、売上高は600億元(約9,780億円)を超える企業。アリババグループと戦略パートナーとして業務提携しており、2018年2月にはアリババグループが54.53億元(約889億円)を投資した。大塚家具は業務提携により、Easyhomeが持つECビジネスのノウハウを通じた中国本土での商品販売をはじめ、大塚家具ブランドの中国本土への実店舗出店、訪日中国人客招致による日本での家具販売数の増加など、大きな事業機会が期待できると判断したという。
 今回の業務提携では、Easyhomeの保有する中国国内全土の小売ネットワークを活用し中国市場に参入するほか、Easyhomeの取引先である家具製造協力企業との関係性構築、大塚家具を通じた中国製高級家具の日本市場での販売などを行う。また、大塚家具ブランドの越境EC販売や、日本と中国にまたがる家具産業のデータプラットフォーム化などを目指す。大塚家具は物流センターの運営および配送商材の設置、サービスノウハウなどをEasyhomeに提供。今後、Easyhomeによる大塚家具への出資を通じた資本提携を視野に入れているという。