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WRC:シトロエン、2019年はブランド100周年記念カラーで参戦。エントリー名称も変更

2018年12月21日 10:51  AUTOSPORT web

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2019年、シトロエンC3 WRCから『アブダビ』のロゴがなくなり、カラーリングも刷新される
WRC世界ラリー選手権に参戦するシトロエンは全14戦で構成される2019年シーズンをブランド100周年記念の特別カラーリングで戦うと発表。また、チーム名も『シトロエン・トタルWRT(ワールド・ラリー・チーム)』に変更することをアナウンスした。

 この2シーズン、マニュファクチャラーズランキング最下位と低迷しているシトロエンは2019年、Mスポーツから移籍する王者セバスチャン・オジエとトヨタから移籍する若手のエサペッカ・ラッピを起用、2台のシトロエンC3 WRCで戦いに臨む。

 またチームは2013年からアブダビ・レーシングとのパートナーシップを結び、チーム名を『シトロエン・トタル・アブダビWRT』として戦ってきたほか、2018年シーズンまでの9戦でカリッド-アル・カシミをスポット起用してきた。

 しかし、シトロエンはアブダビ・レーシングとの関係が「2018年末で一時的な終わりを迎える」ことを正式に発表。これに伴い、マシンカラーリング、チーム名称を変更する。

 あわせてシトロエンは、2018年限りでセバスチャン・ローブ/ダニエル・エレナ、クレイグ・ブリーン/スコット・マーティン、マッズ・オストベルグ/トルスタイン・エリクセンが陣営を離れることも正式にアナウンスしている。

 新体制でWRCに臨むことに対し、チームは「2019年はシトロエン・トタルWRTにとって新たなチャプターの始まりであり、新たに加入する2組のクルーも高い期待を抱いて戦いに臨む」とのコメントを発表している。

 ブランド100周年を記念した2019年参戦カラーリングは2019年1月24~27日に行われる第1戦モンテカルロに先立ち、1月12日にイギリス・バーミンガムで開幕するオートスポーツ・インターナショナル・ショーでお披露目される予定だ。