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ヒカキン&セイキン、本日『Mステ スーパーライブ』出演! 2人が伝える切実なメッセージに注目

2018年12月21日 07:22  リアルサウンド

リアルサウンド

 人気YouTuberのヒカキンとセイキンが本日12月21日、音楽特番『MUSIC STATION スーパーライブ 2018』(テレビ朝日系)に出演する。


(参考:ヒカキン&セイキン『Mステ スーパーライブ2018』出演決定 一番の喜びは“箱ティッシュ”?


 ヒカキンとセイキンが『Mステ』に出演するのは、今回で3度目だ。1度目の登場は昨年度のスーパーライブで、トップYouTuberに至るまでの下積み時代を踏まえ、決してエリートではなかった自分たちが夢を叶えるまでの軌跡を描いた「雑草」を披露した。YouTube上では3000万再生に届こうかという大ヒット曲だ。


 今年2月の2時間スペシャルにも出演し、そして今回のスーパーライブと、ヒカキン&セイキンはこの1年で、Mステの特番に欠かせないアーティストになったと言えそうだ。


 今回披露するのは、11月9日にMVが発表された新曲「今」だ。「雑草」と同様、セイキンが作詞・作曲を手掛け、2人の盟友で音楽プロデューサーのTeddyLoidが編曲・サウンドプロデュースした楽曲で、過去にとらわれたり、未来を不安に思ったりして動けなくなるより、“今”を大切にして生きよう、というメッセージが込められている。「雑草」と同様に、シンプルで力強いメッセージソングとなっており、決して過激な動画に走らず、日々実直に、視聴者を楽しませることに注力してきた“王道”の2人だからこそ、説得力を持ってファンの心に届いている。尺八や三味線など、和のテイストが取り入れられたサウンドも「日本を代表するYouTuber」としての矜持を感じるもので、長く彼らを応援してきたファンは、今回のような大きなステージで演奏されることを誇らしく感じることだろう。


 もはや日本中が知るところになったYouTuber・ヒカキンだが、日常を削ってほぼ毎日、動画をアップし続ける彼は、一般的なアーティストや芸能人より、ファンにとって近しい存在だ。そんな彼が、日本有数の人気音楽番組に出演し、その興奮や裏話を伝えて、若年層の関心を高めてくれるのは、番組にとっても小さくないメリットだろう。


 11月30日には、自身のチャンネルに「Mステ スーパーライブ2018にヒカキン&セイキン出演決定!【2年連続】」と題した動画をアップし、出演者のみがもらえる『Mステ』仕様のボックスティッシュについて楽しそうに語っていた。1度目の出演時にもらったものはセイキンの家に、2回目の分はヒカキンの家に、大事に保管されているようだが、今回のティッシュはどこに置かれるのだろうか。


 ヒカキンは直近でも、『ガキの使いやあらへんで!』や『しゃべくり 007』(ともに日本テレビ)など、人気バラエティ番組に立て続けに出演しているが、世に出るきっかけはヒューマンビートボックスだった。音楽を通じて多くの人にメッセージを届けることは、ヒカキンが描いた夢の一つだったと言えるだろう。もちろん、ヒカキンもセイキンも、アーティスト一本で活動しているわけではないが、決して片手間ではない切実さが、その楽曲にはある。


 テレビとネットの垣根が徐々に取り払われていくなかで、「YouTuberだから」と厳しく見る色眼鏡も、甘く見る上げ底も、だんだんとなくなりつつあるように思える。フラットな気持ちで、彼らが伝えるメッセージに耳を傾けたいところだ。


(編集部)