12月17日、スペインのヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトは、第6コーナーの名称を『ダニ・ペドロサ・コーナー』に変更することを発表した。
1987年にロードレース世界選手権(WGP)で初グランプリを開催したヘレス・サーキットは、1989年から現在に至るまで、スペインGPとして毎年春にグランプリを開催している。
1月には、2017年にこの世を去ったMotoGPレジェンドライダー、アンヘル・ニエトの功績を称え、ヘレス・サーキット‐アンヘル・ニエトに名称を変更することを発表した。
そのヘレス・サーキットの第6コーナーは、ドライサックの名がついていたが、今年引退するペドロサの功績が称えられ、ダニ・ペドロサ・コーナーと名称が変更されることとなった。
ペドロサは、2001年にグランプリデビューを飾り2006年から2018年まで最高峰のMotoGPクラスで活躍した。しかし2018年限りで現役を引退。2018年シーズンの最終戦では、MotoGP29人目の殿堂入りを果たした。
ヘレス・サーキットで行われるスペインGPでは、現役の18年間で4勝、表彰台は11度獲得している。
13のコーナーがあるヘレス・サーキットは、これまでコーナー名に5人のライダー名が付いており、5コーナーがシト・ポンス、8コーナーがホルヘ・マルチネス・アスパー、9コーナーがアンヘル・ニエト、11コーナーがアレックス・クリビーレ、13コーナーがホルヘ・ロレンソだ。
2019年もMotoGPの第4戦として開催されることが決定しており、2019年から新たに開催する電動バイクレースMotoEの開幕戦も行われる。