トップへ

アリアナ・グランデ、クリスマスツリーを逆さまに吊るす

2018年12月20日 14:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

アリアナの部屋で逆さまのクリスマスツリーを見上げる兄フランキーさん(画像は『Frankie James Grande 2018年12月17日付Instagram』のスクリーンショット)
スピード婚約に元恋人の死、アルバムのヒット、婚約破棄など浮き沈みの激しい年となったアリアナ・グランデ(25)。そんな一年を象徴しているのか、アリアナがクリスマスツリーを天井から逆さまに飾って話題になっている。

2018年を振り返ると、エンターテインメント界でアリアナ・グランデがかなり話題になった一年だった。5月にラッパーのマック・ミラーと約2年の交際の末に破局し、6月にコメディアンのピート・デヴィッドソンとスピード婚約。8月にはアルバム『Sweetener』をリリースし、全米アルバムチャート「Billboard 200」で1位の大ヒットを記録した。私生活も仕事も順風満帆に見えたアリアナであったが、9月に元恋人マック・ミラーが急死し、翌10月はピート・デヴィッドソンと破局、婚約破棄に至っている。

しかしここでアリアナは負けることなく、元恋人への感謝を歌った新曲『thank you, next』をリリースし、そのミュージックビデオは24時間で最も再生されたMVの記録を更新するなどアーティストとして実力を見せつけた。さらに、今年活躍した女性アーティストに贈られる『Billboard』の「ウーマン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。しかし、元婚約者ピートが現地時間15日に自殺をほのめかす投稿をしたことから、ピートの出演する番組『サタデー・ナイト・ライヴ』のスタジオに駆けつけるも面会を拒否されていた。

そんな波瀾万丈な一年を送ったアリアナ・グランデが、ニューヨークの自宅に飾ったクリスマスのデコレーションが話題になっている。アリアナはなんと、天井からクリスマスツリーを逆さまにぶら下げて飾っており、インスタグラムのストーリーでそのツリーをファンに披露した。また、アリアナの兄フランキーさんも現地時間17日、床に座ってその逆さツリーを見上げている写真をインスタグラムに公開しているが、壁に吊るされている靴下も黒で、少しダークなデコレーションとなった。

「一体なぜアリアナ・グランデはクリスマスツリーを逆さまに飾っているのか?」―そんな疑問を芸能情報サイト『TMZ』のカメラマンが現地時間18日、アリアナ・グランデ本人に直撃している。ニューヨークのアパートから出てきて車に乗り込むアリアナに、カメラマンが逆さまのクリスマスツリーの意味を尋ねると、アリアナは笑いながら「わかんない。時に人生は逆さまなのよ」と苦難続きの一年を暗喩するかのように答えたという。

ちなみに逆さまに飾るクリスマスツリーは実際に販売されており、中央、東ヨーロッパではクリスマスツリーを逆さまに飾ることは珍しくなく、それはイエス・キリストのはりつけを表しているそうだ。ただし、逆さまのツリーはあまりにも奇抜なことから『PEOPLE.com』によると、北米ではあまり賛同が得られているわけではないとのことだ。

アリアナ・グランデは今年4月に公開した『no tears left to cry』のミュージックビデオで建物を逆さまに歩いており、インスタグラムにも文字を逆さまにして投稿していた。ただ逆さまのツリーが気に入ったのか、今年の厄除けのような気持ちで飾ったのか分からないが、アリアナにとってめまぐるしい一年だったことは誰の目にも明らかで、来年の幸運を願う気持ちであると感じられずにはいられない。

画像は『Frankie James Grande 2018年12月17日付Instagram』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)