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BMW Team Studie、砂子塾長&木下隆之ペアで新設立のGT4アジア参戦へ

2018年12月20日 13:01  AUTOSPORT web

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2019年シーズンもBMW Team StudieのM4 GT4をドライブする砂子塾長(左)と木下隆之(右)
2018年ブランパンGTシリーズ・アジアのGT4クラス・チームタイトル獲得したBMW Team Studieが2019年に設立される新シリーズ、GT4アジアにBMW M4 GT4の2台体制で参戦すると発表した。

 GT4アジアはSROモータースポーツ・グループが運営するブランパンGTシリーズの再編に伴い、ブランパンGTワールドチャレンジ・アジア(旧ブランパンGTシリーズ・アジア)から分離する形で新たに発足するGT4カテゴリーだ。

 その開催スケジュールはGT3シリーズのブランパンGTワールドチャレンジ・アジアに準ずる。

 18年シーズン、ブランパンGTシリーズ・アジアのGT4クラスに参戦したBMW Team Studieは、砂子塾長、木下隆之組81号車BMW M4 GT4が母国ラウンドの鈴鹿、富士戦での勝利を含む計5勝をマーク。チームタイトルを獲得するとともに、同ペアがドライバーズランキング2位となった。

 今回の発表では、新シリーズでも砂子塾長、木下組が引き続き同チームのマシンを駆ることが明らかになった一方で、もう一台のM4 GT4のドライバーについては後日アナウンスとされている。

 2019年シーズンの体制発表に際して、チーム代表の鈴木BOB康昭氏は次のようなコメントを発した。

「2018年シーズンのチームタイトルを獲得したBMW Team Studieは、2019年もBMWモータースポーツの優秀性をアジア中にアピールするために、前期同様、2台のM4 GT4でエントリー致します」

「富士スピードウェイのようなハイスピードサーキットでも、鈴鹿サーキットやブリーラムなどのテクニカルサーキットでも、安定してファステストラップを刻むM4 GT4の勇姿を今年も楽しみになさって下さい」

 BMW Team StudieのGT4アジア参戦表明は、メルセデスAMG GT4で同シリーズに挑むとアナウンスしたクラフト・バンブー・レーシングに続くもの。昨季は10チームあまりがエントリーしたアジア地域のGT4カテゴリーが今後、どのような発展をみせていくのか、GT4マーケットの動向を含め注目したいところだ。