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『ゴッドイーター3』アラガミも神機も進化した、ドラマティック討伐アクション

2018年12月20日 08:22  リアルサウンド

リアルサウンド

 バンダイナムコエンターテインメントは12月13日、PS4/PC用ソフト『ゴッドイーター3』を発売した(PC版は2019年2月8日発売)。本作は2008年より始動中の『ゴッドイーター』シリーズのナンバリング最新作。人類に危険をもたらす未知の存在「アラガミ」と人間の戦いを描いた”ドラマティック討伐アクション”だ。


(参考:『ソウルキャリバーVI』は格ゲー初心者も遊びやすく進化! 新システム「リバーサルエッジ」とは?


「灰域」の出現で絶望に立たされる人類


 本作の世界は、触れたものを灰へと変えてしまう「灰域」に侵されており、これまでのシリーズでアラガミに対抗していた巨大組織「フェンリル」は崩壊。被害を免れた一部の人類は生存圏を求めて新たな拠点を作り出し、何とかアラガミ討伐に身を投じている。


 主人公(プレイヤー)は対抗適応型ゴットイーター「AGE」となり、人類の存亡をかけてアラガミに戦いを挑む。「アヌビス」「ラー」「ヌァザ」といった灰域種と呼ばれ、アラガミは荘厳かつ神々しい雰囲気をまとっており、一目で強敵だと分かる敵ばかりだ。


 そしてゴッドイーター達の眼前に立ちはだかるのは、何も灰域種だけではない。「ヴァジュラ」や「ハンニバル」、「クロムガウェイン」など過去作に登場した代表的なアラガミも登場する。これまで数多のプレイヤーを苦しめてきたアラガミがどのような進化を遂げているのか、シリーズファンにとって大きな見所となりそうだ。


「バーストアーツ」と「ダイブ」で討伐アクションが進化


 『ゴッドイーター』シリーズの醍醐味の一つであるアクションに、新システム「バーストアーツ」と「ダイブ」が搭載された。バーストアーツは、攻撃アクションである「地上」「空中」「ステップ」を対象とした新システムだ。キャラクターがバーストすると、3種類のアクションが必殺技に変化。より火力を高めた攻撃で、アラガミに大ダメージを与えられる。各バーストアーツは自由に付け替えられるので、アラガミに合わせた攻撃スタイルを見つける楽しさが味わえる。一方のダイブは、キャラクターの前面に装甲状態の神機を構えて突進する移動アクション。アラガミと距離を詰めたり、逆に距離を取って体制を立て直したりと、今まで以上にアグレッシブな立ち回りが可能となった。


 アラガミに立ち向かう唯一の対抗手段であり、討伐アクションの根幹を為す「神機」もパワーアップ。圧倒的な手数で連続攻撃を叩き込む二刀流神機「バイティングエッジ」、斧形態への変形ギミックを持つ円月型神機「ヘヴィムーン」が新たに追加された。前述のバーストアーツやダイブと組み合わせることで、プレイヤー個々人の討伐アクションの幅が広がるはずだ。


最大8人同時で挑む「強襲討伐ミッション」


 『ゴッドイーター3』では討伐アクションや新たなストーリーに加え、過去シリーズ作品の共通項だった「4人出撃」を超える、8人出撃の新要素「強襲討伐ミッション」も登場。ネットワークを介したオンラインプレイに対応しているが、こちらはガチガチの連携が必須というわけではなく、強力無比なアラガミを多人数で討伐するカジュアルな遊び方も可能。シングルプレイでじっくりストーリーを進めるのはもちろん、賑やかにプレイしたい時は強襲討伐ミッションに参加してみると良いかもしれない。


 PS4用ソフト『ゴッドイーター3』は2018年12月13日発売。本作から初めてシリーズ作品に触れるユーザーを含め、興味のある方はチェックしてみてはどうだろうか。PCでプレイしたいユーザーは、Steam(ソフト配信プラットフォーム)で発売される2019年2月8日まで待つのも良いだろう。


(龍田優貴)