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ぼくりりが過激派YouTuberに“転職”!? へきトラハウスの面接に合格

2018年12月20日 08:22  リアルサウンド

リアルサウンド

 過激な動画で知られる人気YouTuberトリオ「へきトラハウス」が12月19日、「へきトラハウスに新メンバーが入ることになりました」と題した動画を公開した。


(参考:へきトラハウスはなぜ音楽活動を本格化した? 初EP『搬送』に見る、過激派YouTuberのスタンス


 動画で「新メンバー面接」に訪れたのは、なんと2019年1月でアーティスト活動の終了を発表している、「ぼくりり」こと、ぼくのりりっくのぼうよみだ。


 へきトラハウスの相馬トランジスタ、へきほー、カワグチジンが並ぶ面接室で、「どのようなアーティストを聴くか?」との質問に、ぼくりりは「ぼくのりりっくのぼうよみ」とサラリ。「そのアーティストの良さはどんなところ?」との質問には、「卓越した歌唱スキル、歌詞の緻密さ、繊細なアレンジメント」と答え、「前職は?」と聞かれれば「天才」と即答するなど、キャラクターを崩すことなく一問一答を繰り返していく。


 「へきトラハウス志望の動機は?」と、核心を突く質問に対しては、「僕は最近、没落したいなってすごく思っていて、いろんなYouTuberの方がいらっしゃるなかで、一番没落っていう……」と一言。最近、某動画で大炎上を見せたへきトラに厳しい言葉を投げかけると、神妙な顔を作っていたメンバーも思わず吹き出し、「そういう自覚はある」(ジン)、「はたから見たら、こっちの方が“人間辞職”してる」(相馬)と応じていた。


 へきトラハウスに入ってしたいことは、「好き勝手言いたい」とぼくりり。ツイッターでの炎上も記憶に新しいが、相馬は「YouTubeも規制が厳しいなかで、『みんな仲良くして行こうぜ』という風潮。そのなかで好き勝手いうと言うというのは、逸材」と語り、ジンは「仲良くなれそう」と頷く。


 その後も、さながらぼくりりへのインタビューとなり、アーティスト活動を辞めることにした理由を問われると、ぼくりりは「ウケるかなと思って……。エンタメとして何かを続けていく、成長して、次はどこどこでライブをしました、もっと広くなりました……という話もいいと思うんですけど、そうじゃないものを創りたいなと。辞めることそのものをエンタメにしようかなと」と説明していた。


 へきトラハウスに就職したい、というぼくりりに、相馬が「ちなみに、編集とかってやる気あります?」と投げかけると、「あ、一応」と一言。続けて、「へきトラで“こういうBGM欲しいなあと思ったら……」と聞かれれば、「というか、全員のソロアルバムをもれなくプロデュースしていく、みたいな」と語り、相馬は「本当に入れようかな」と目の色を変えていた。


 話題は炎上後の後処理、というシビアなテーマに。へきトラメンバーは「弊社のウィークポイントを補強したい。油を注いでしまうので……」と語り、ぼくりりがどう対処したかを聞いたが、「母親にiPhoneを取り上げられ、友人の武田(竹田)くんにツイッターを運用してもらった」と一言。相馬は「自分では止められないから。ジンくんと被るわぁ」と目を細めていた。


 面接の結果だが、「思っていたより面白い」「即戦力感がある」として、見事合格ということに。動画の公開に合わせ、ぼくりりのツイッター名も「へきトラハウスのりりっくのぼうよみ」に変更された。


 最近、行き過ぎのように思える言動による“炎上”で話題を振りまいてきた2組だけに、これからどうなるかヒヤヒヤする部分もあるが、過激派YouTuberと人気アーティストという前例がないコラボレーションだけに、どんな展開があるのか注目したいところ。あくまでネタで、早々に「へきトラ辞職」も考えられるが、果たしてどうなるだろうか。


(編集部)