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IMSA:リシ・コンペティツィオーネがデイトナ24時間参戦発表。フェラーリワークスドライバーを起用か

2018年12月19日 07:41  AUTOSPORT web

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リシ・コンペティツィオーネが走らせるフェラーリ488 GTE
アメリカ・ヒューストンに本拠を置くリシ・コンペティツィオーネは2019年1月26~27日、デイトナ・インターナショナル・スピードウェイで開催されるロレックス・デイトナ24時間に参戦すると発表した。

 2018年シーズンも鮮やかな真紅のフェラーリで北米のスポーツカーシリーズ最高峰、IMSAウェザーテック・スポーツカー・チャンピオンシップのGTル・マン(GTLM)クラスに参戦していたリシ・コンペティツィオーネ。

 北米におけるフェラーリの有力カスタマーである同チームは、新シーズンの開幕が約6週間後に迫った12月13日、起用するドライバーこそ明らかにしなかったものの、シリーズのオープニングレースにして最大規模のイベントにフェラーリ488 GTEで復帰することをアナウンスした。

 18年のリシ・コンペティツィオーネは出場ラウンドをデイトナ、セブリング12時間、プチ・ル・マンの3戦に限定しており、来たる19年もこれと類似した参戦形態となることが予想される。また、デイトナでのドライバーラインアップは先週、チームとともにミシュランのタイヤテストを行なったミゲル・モリーナら、フェラーリワークスドライバーから選ばれると見込まれている。

「デイトナ24時間に戻ることをうれしく思う」と語るのはチーム代表のジュゼッペ・リシ氏だ。

「我々はチームを設立した98年以降、ALMSアメリカン・ル・マン・シリーズに集中した年を除いて毎年ここに来ている。そして、この耐久レースをいつも重要なイベントだと考えてきたんだ」

「しかし、我々はこれまで(計3回)表彰台を獲得したものの、まだ優勝を経験していないんだ。だから19年こそは目標を達成したい」

 連覇を狙うフォードをはじめ、ポルシェ、BMW、コルベットという強敵を相手に1台体制で勝利を目指すリシ・コンペティツィオーネ。そのドライバーラインアップやデイトナ以降の参戦計画は、今後明らかにされる予定だ。