2018年12月18日 15:52 弁護士ドットコム
元東京都知事の石原慎太郎氏(86)が12月18日、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見を開いた。
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フィリピンで10月、現地の男性が運転する車が交通事故を起こし、訓練参加中だった日本人の陸上自衛隊員1人が亡くなり、別の隊員1人が負傷した。石原氏は「自衛隊は命がけの仕事。犠牲を最小限にとどめるための努力が必要」とし、現地に医官がいなかったことなどに触れ、「軍人の生命を軽んじている」と怒りをあらわにした。
記者から「オリンピックの進捗は」と聞かれると、「おれはリタイアしたからね。森くんに任せている」と、ひと言。東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗氏に委ねているとして、特にコメントしなかった。
また、都知事時代に「後悔や反省はあるか」との質問には「後悔も反省もなにもしていないよ。政治家としてやれることは全部やったから」と力強くこたえた。
(弁護士ドットコムニュース)