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性の目覚めと苦悩する若者たち描く『春のめざめ』再演、主演は伊藤健太郎

2018年12月18日 13:11  CINRA.NET

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左から伊藤健太郎、岡本夏美、栗原類
舞台『春のめざめ』が、4月13日から神奈川・横浜のKAAT神奈川芸術劇場で再演される。

ドイツを舞台に、思春期の少年たちの性の目覚めや大人からの抑圧、苦悩などを描いたフランク・ヴェデキント作の『春のめざめ』。1891年に執筆されたが、過激な内容から上演禁止とされ、初演は15年後の1906年となったという問題作だ。2006年にはブロードウェイでロックミュージカルとして上演され、『トニー賞』で8部門に輝いた。日本では白井晃が演出と構成を手掛け、2017年にストレートプレイとして上演された。

再演では、前回に引き続いて白井晃が構成と演出を担当。同級生の少女ヴェントラと関係し、妊娠させてしまう主人公・メルヒオール役を伊藤健太郎、オーディションでヴェントラ役に選ばれた岡本夏美、将来に絶望して暴走するモーリッツ役を初演に引き続いて栗原類が演じる。音楽は降谷建志、振付は平原慎太郎が担当する。

横浜公演後には東広島公演、兵庫公演を行なう。各公演のチケットは2月10日から販売する。