WRC世界ラリー選手権やWorldRX世界ラリークロス選手権で活躍するケン・ブロックの人気動画シリーズ最新作『GYMKHANA TEN』が、公式YouTubeチャンネルで公開された。今回は5つの地域を舞台に5台のマシンでブロックがそのテクニックを披露している。
ケン・ブロック・ジムカーナシリーズは、ブロックによる”神業”ともいえる圧倒的なドライビングテクニックと、そのド派手な演出で全世界でも圧倒的な再生回数を誇る動画シリーズだ。
節目となる10作目にあたる『GYMKHANA TEN』は、ブロックが5つのロケーションを舞台に5台のマシンで走りを披露する。登場する車両は1965年型フォード・マスタングをベースとしたフーニコンV2と2018年のWRC参戦にも使用したフォード・フィエスタWRC、1991年型フォード・エスコートをベースとしたRSコスワース、2017年のWorldRXでドライブしたフォード・フォーカスRS RX、そして製作に約2年の歳月を費やした1977年型フォードF-150ベースのフーニトラックだ。
動画内で、ブロックはこの5台をスウェーデンやメキシコ、アメリカのデトロイト、ロサンゼルス、シャムロックでドライブし、各地でそのテクニックを披露する。動画は19分と大作だが、序盤からそのテクニックに引き込まれることは間違いないだろう。
この『GYMKHANA TEN』は通販サイト大手のアマゾンが手がける動画配信サービス『Prime Video』で配信中のドキュメンタリー『ジムカーナ・ファイル~限界への挑戦~』で先行配信されていた。全8話で構成されるドキュメンタリーでは、ブロックが制作に「2年以上費やした」という最新作が完成するまでの道のりや苦悩が明かされている。
このドキュメンタリーは日本のプライム・ビデオで字幕版が配信されているので、こちらもチェックすれば『GYMKHANA TEN』をより深く楽しめるだろう。