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アウディ 2018/19フォーミュラE第1戦ディルイーヤE-Prix レースレポート

2018年12月18日 07:41  AUTOSPORT web

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ダニエル・アプト(アウディスポーツ・アプト・シェフラー)
フォーミュラE開幕戦でアプトとディ・グラッシがポイントを獲得

◆アウディスポーツ・アプト・シェフラーは8位と9位でフィニッシュ

◆予想外の雨によりスケジュールが大幅に変更

 2018年12月15日、ディルイーヤ(サウジアラビア):電気自動車のレースシリーズ、フォーミュラEの2018/19シーズン(シーズン5)の開幕戦が、サウジアラビアのディルイーヤで開催されました。アウディスポーツ・アプト・シェフラー(Audi Sport ABT Schaeffler)のダニエル・アプトとルーカス・ディ・グラッシは、このレースで貴重なポイントを獲得しました。
 
 大混乱となった予選後に行われた決勝レースで、アプトとディ・グラッシは、それぞれ11番および18番グリッドからスタート。素晴らしい追い上げを見せ、アプトが8位、ディ・グラッシが9位でチェッカーを受けました。

 砂漠で開催された開幕戦は、予想外の雨により大きな影響を受けました。土曜日の午前中には、フリー走行が2回行われる予定でしたが、路面に溜まった水を取り除くために赤旗中断され、1回の短いフリー走行のみが行われ、予選も変則的な形で行われました。

 チーム代表のアラン・マクニッシュは、次のように述べています。
 
「すべてのチームが、この新しいサーキットにおける難しいコンディションに非常に苦しんだと思います。予選では、誰も完璧に準備することができず、まさにギャンブルのような状態でした」

「最終的に、ダニエル(・アプト)とルーカス(・ディ・グラッシ)はポイントを獲得することができましたが、私たちの期待や能力とはほど遠い結果となりました」

「多くの課題を本拠地のノイブルクに持ち帰って、マラケシュで開催される第2戦では、さらに上を目指したいと思います」

 ウエットコンディションで行われた予選で、アプトとディ・グラッシは、リヤタイヤのグリップ不足を訴えました。さらに、ディ・グラッシは、(他の何人かのドライバーと同様)一時的にパワー上限値を超えてしまったため、ベストタイムを剥奪されてしまいます。

 しかし、決勝レースでは、アウディの両ドライバーは、闘志溢れる走りを見せました。アプトは、次のようにコメントしています。
 
「今日の僕たちのマシンには、速さが足りませんでした。そのため、ハードにプッシュしなければならず、非常に厳しいレースとなりました」

 フォーミュラE第2戦は、2019年1月12日にモロッコのマラケシュで開催されます。

※本リリースは、AUDI AG配信資料の翻訳版です。