12月17日、京都府京都市左京区のGAINERのファクトリーで、スーパーGT GT300クラスに参戦するGAINERが毎年恒例のファン感謝祭を開催し、80名以上のファン、関係者が集まった。
毎年シーズンオフに、応援してくれるファンへの感謝も込めてチームのファクトリーで行われるGAINER感謝祭。当日は少し冷え込みは和らいだ京都市内とはいえ、山頂に積雪も見える比叡山の麓に、80名以上のファン、さらにチームをサポートするスポンサーも訪れた。
当日は、チームがふだんレースで使用するサインガードを使ってGAINER TANAX GT-Rをドライブする平中克幸、安田裕信、GAINER TANAX triple a GT-Rを駆る星野一樹、吉田広樹によるドライバートークショーが行われたほか、ビュッフェ形式の食事やビンゴ大会、スポンサーからのプレゼント大会も行われ、チームに華を添えるレースクイーン『a-Girls』の4名も手伝い、大いに盛り上がりをみせた。
そんななか、2019年に向けたサプライズの発表も行われるのもこのGAINER感謝祭の特徴。チームからは「2019年もスーパーGTを主戦場に、2台のニッサンGT-RニスモGT3で継続して参戦します」と発表され、会場からは拍手と歓声が起きた。
ただ気になるドライバーについては、「今決まっているのは平中選手の継続参戦のみです」とのこと。そして、GAINER TANAX triple a GT-Rをドライブしていた吉田広樹については、「今シーズンでチームを卒業します」というアナウンスも。
チームから花束が贈呈された吉田は「2年間このチームにお世話になり、学ぶことも多くドライバーとして成長させてもらえました。いちばんの思い出は、第6戦SUGOで自分がドライブして初めてスーパーGTで表彰台に上がれたことです」とチームへの感謝を述べた。
「来シーズンは違うチームで戦うことになりますが、引き続き応援よろしくお願いします」
最後は恒例の集合写真撮影で閉会し、ファンたちは暗くなるまでドライバーやレースクイーンとの記念撮影を楽しんでいた。