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キーラ・ナイトレイ、大英帝国勲章を受章

2018年12月17日 13:22  Techinsight Japan

Techinsight Japan

大英帝国勲章を受章したキーラ・ナイトレイ(画像は『Clarence House 2018年12月13日付Instagram「The Prince of Wales today presided over Investitures at Buckingham Palace, recognising the achievements and services of people from all walks of life.」』のスクリーンショット)
映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで世界中にその名を知らしめ、『プライドと偏見』(2005年)や『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』(2014年)の演技が高い評価を得たイギリスを代表する女優キーラ・ナイトレイ(33)。そのキーラが、現地時間13日に大英帝国勲章を受章した。

キーラ・ナイトレイは映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズでの活躍はもちろんのこと、映画『ラブ・アクチュアリー』(2003年)などのヒット作でも知られ、『プライドと偏見』ではアカデミー賞主演女優賞に、『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』ではアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた。また、ファッション界ではシャネルの広告塔を務め、幅広く活躍している。

このほど、キーラ・ナイトレイがその輝かしい功績と英演劇界への貢献が認められ、イギリス人としては大変名誉な大英帝国勲章第4位(OBE、Officer of the Most Excellent Order of the British Empire)を受勲した。OBEは過去に元サッカー選手のデヴィッド・ベッカムや俳優ユアン・マクレガー、「ハリー・ポッター」の著者J・K・ローリングが授与されている。

キーラ・ナイトレイはこの栄えある授与式に、シャネルの春2017のオートクチュールコレクションから象徴的なシャネルツイードを用いたベージュ×黄色のスーツに、お揃いのボーターハットを着用して登場した。ジャケットは裾にかけて広がったペプラムデザインで、パテントレザーのローズゴールドのベルトを巻き、襟には黒のリボンを結んで、足元はピンクベージュのパンプスで上品にまとめていた。

バッキンガム宮殿でチャールズ皇太子から大英帝国勲章を授与されたキーラ、セレモニーには夫で人気ロックバンド「クラクソンズ」のジェイムズ・ライトン、両親のシャーマンさんとケヴィンさんが出席していた。

キーラ・ナイトレイといえば、2015年5月に英キャサリン妃がシャーロット王女を出産した数週間後に娘エディちゃんを出産し、エッセー『The Weaker Sex』の中で、出産時の様子を生々しく綴っていた。その中でキャサリン妃が毎回セント・メアリー病院から出てくる際に完ぺきな化粧と服装で登場することから、「生きるか死ぬかの闘いをして7時間後よ。身体がぶち破られて、血だらけで、泣き叫ぶ命が出てきた7時間後よ。それを見せない。それを伝えないの」と批判して話題になっていた。

画像は『Clarence House 2018年12月13日付Instagram「The Prince of Wales today presided over Investitures at Buckingham Palace, recognising the achievements and services of people from all walks of life.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)