筑波大学准教授でメディアアーティストの落合陽一さんが12月17日、自身のツイッターで中学、高校のときに身につけるべきことを投稿した。
「習慣付けをして定期的に予定を立ててやることとまとめて時間を確保して締め切りまでクオリティを高める姿勢の両方を中等教育-大学入学くらいまでに身につけるといいと思う」
「アーティストと研究者は妥協しなくていいとこが好き」
さらに「それをテストする入試がしたい。社会に出るまでに妥協とセカンドプランと責任の取り方を学べばいいと思う」とツイート。
落合さんの肩書は「筑波大学准教授」「メディアアーティスト」などだが、活動はこの枠におさまらないものもある。そのためか、前述のツイートに「あとは誰かに何もいわれなくてもやっちゃうようなことをいくつか見つけて仕事にできればストレスフリー」と続けた。
ただ自身の活動については「アーティストと研究者は妥協しなくていいとこが好き」とコメント。落合さんにとってこうした仕事は、主体的に、妥協なしに働ける仕事のようだ。
就活においては「新卒で就職できないと死亡フラグが立ったも同然」という考えが根強く残っている。現在、売り手市場と言われる新卒採用でも、行きたい企業の内定が出ないと苦しむ人も少なくはない。
しかし、もし妥協だけでなく、セカンドプランを持ち、責任の取り方を学んでいたら、いわゆる「就活に失敗した」状態になっても、その意識を持つことなく働けるのかもしれない。