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F1初年度はベテランのライコネンが「僕の進歩を助けてくれるだろう」とジョビナッツィ

2018年12月15日 14:01  AUTOSPORT web

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ジョビナッツィはライコネンの経験の恩恵を得つつ、進歩を遂げようとしている
ザウバーF1チームのアントニオ・ジョビナッツィは、初めてフルシーズンを戦う2019年シーズンにおいて、チームメイトであるキミ・ライコネンからの恩恵を無条件に受けることになるだろうと話している。

 フェラーリの若手でイタリア人のジョビナッツィは、2017年シーズン序盤にザウバーで2度のグランプリに参戦しており、2019年は同チームからフル参戦を果たす。

 若手と経験豊富なドライバーというラインアップを選択したザウバーは、新人のジョビナッツィと、最も参戦年数の長い39歳のライコネンという組み合わせとなった。

 フェラーリの開発ドライバーとして、ジョビナッツィはライコネンのことをよく知っているものの、ふたりが多くの会話を交わしたのは11月にアブダビで行なわれたシーズン後のテストだったという。

「シャルル(・ルクレール)は、(セバスチャン・)ベッテルとはときどき話をして、キミとは少し話をしたと言っていた。けれどもテストのときに、彼(ライコネン)とたくさん話したよ。これまでにないほどにね」とジョビナッツィは、ミラノで行なわれたAutosprintの受賞イベントで述べた。

 また、彼はSky Italiaに対して「この新たな体験に、彼はとても高いモチベーションを持っている。チャンピオン経験者で、また勝てるようになっている彼が、僕の進歩を助けてくれるんだ。僕が助けを求めたときに、断られることはないだろう」と語っている。

 ライコネンは2007年にフェラーリでタイトルを獲得し、ベッテルとは4年間にわたってコンビを組み、良好な関係を築いてきた。ベテランF1ドライバーのライコネンは2019年に新たな挑戦をすることになるが、ベッテルとは今後も友人関係でありたいと望んでいる。

「僕らは間違いなく、頻繁に顔を合わせることになる」とライコネンは言う。

「初めて顔を合わせた日から今日までの間に、関係が変化したとは思わない。同じチームでレースをしなくなったからといって、何かが変わるなんてことはない。僕らは友人でいつづけるし、たまには一緒に移動したりして、会うことになるだろう」