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全日本ロード:チームカガヤマがシーズンエンドパーティを開催。8年目のシーズンを締めくくり

2018年12月15日 05:11  AUTOSPORT web

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パーティ冒頭の挨拶に立った加賀山と浦本
全日本ロードレース選手権に参戦するTeam KAGAYAMA(チームカガヤマ)が12月15日、神奈川県横浜市でシーズンエンドパーティを開催。加賀山就臣、浦本修充が、集まったファンや関係者とともに2018年シーズンを締めくくった。

 2018年シーズン、チームカガヤマは全日本JSB1000クラスに代表でありライダーの加賀山がエントリー。浦本はCEV RFMEスペイン選手権のスーパーストック1000にフル参戦した。

 鈴鹿8時間耐久ロードレースでは加賀山、浦本に加え、Moto2クラスに参戦するアメリカ人ライダーのジョー・ロバーツ、チーム総監督にケビン・シュワンツを招集して話題をさらった。また、筑波サーキットで開催される80年代のビンテージレース、テイスト・オブ・ツクバ(T.O.T)に、加賀山がスズキ刀1000Rで参戦し優勝を飾るなど、新たな挑戦を展開し続けている。

 パーティの始まりで挨拶に立った加賀山は今季を振り返り、新たなチャレンジとなったT.O.T参戦、そしてチームカガヤマが発足8年目のシーズンを無事に終えることができたことにも触れ、「今年、新しいことにも挑戦して、チームカガヤマは8年目を終えることができました。本当にみなさんのおかげだと思います」と、感謝の念を述べた。

 続いて浦本も加賀山の横に並び、「成績は思ったようなシーズンではありませんでした」とCEV RFMEスペイン選手権に参戦した今シーズンを振り返った。

 24歳の浦本は2016年には全日本J-GP2クラスでチャンピオンを獲得し、翌2017年には全日本JSB1000クラスに参戦。そんな浦本が今季エントリーしたCEV RFMEスペイン選手権スーパーストック1000は、全6大会8レースで行われるレースシリーズだ。浦本は最終戦ヘレスのレース1を、5位という今季ベストリザルトで終えている。

「前半はどんなに頑張ってもひと桁の順位にも入れないくらいだったんですけど、後半はトップ争いもできて、最後の方になって良くなっていきました。自分としては成長できたシーズンだったと思います」

 また、チームカガヤマから2013~2015年の鈴鹿8耐に参戦した芳賀紀行も会場に姿を見せ、「(加賀山)就臣とは幼なじみのようなもので、チームは違えど、ずっと応援しています。みなさんも応援してあげてください」とエールを送った。

 パーティではライダーが今まさに着ているチームシャツ(サイン入り)など豪華商品が当たるくじ引きコーナー、チームカガヤマを応援する音楽バンド1-Eのライブも実施。訪れた多くのファンはほがらかな雰囲気のなか、ファンサービス精神あふれるプログラムとともに加賀山、浦本たちとの交流を楽しんでいた。