映画『サスペリア』の本予告編と日本版オリジナルポスタービジュアルが公開された。
『君の名前で僕を呼んで』のルカ・グァダニーノ監督による新作となる同作は、1970年代のドイツを舞台に、名門バレエカンパニー「マルコス」に巣食う禁断の秘密を描いたダリオ・アルジェント監督の同名映画をオリジナルとは異なる視点で再構築したホラー作品。出演者には、主人公スージー・バニヨン役を演じるダコタ・ジョンソンに加えて、ティルダ・スウィントン、ミア・ゴス、ルッツ・エバースドルフ、ジェシカ・ハーパー、クロエ・グレース・モレッツが名を連ねる。全音楽のプロデュースはトム・ヨーク(Radiohead)が担当した。
公開された本予告編では、ルッツ・エバースドルフ演じるクレンペラー博士が奇妙な図形が描かれた手帳をめくる姿をはじめ、スージーがマルコス舞踊団に迎えられる様子、行方不明になった団員パトリシアについて訊ねるスージーにティルダ・スウィントン演じるマダム・ブランが「彼女は去ったの、自らの意思で」と主張する場面、ミア・ゴス演じるサラの「パトリシアは中に囚われてるのかも」という言葉、赤い衣装を身にまとったダンサーたちが踊るシーンなどが確認できる。
また赤と黒を基調とした日本版オリジナルポスタービジュアルには、スージー、マダム・ブラン、ダンサーたちの姿や、「その踊りは、死を招く。」というコピーなどが写し出されている。グァダニーノ監督は同ポスターについて「素晴しいポスター。この日本のポスターが僕は世界のいろんなバージョンの中で一番好きかもしれない(笑)」と評している。
『サスペリア』は1月25日から東京・TOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開。