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堤真一×岡村隆史が「予算内」で仇討 中村義洋監督『決算!忠臣蔵』

2018年12月14日 13:41  CINRA.NET

CINRA.NET

堤真一と岡村隆史
中村義洋監督の新作映画『決算!忠臣蔵』が2019年冬に全国公開される。

同作は、大石内蔵助が残した決算書をもとに討入り計画の実像を記した山本博文の著書『「忠臣蔵」の決算書』を原作とした作品。筆頭家老・大石内蔵助が勘定方・矢頭長助の力を借りて、上限のある予算内で仇討をしようとする様をコミカルに描く。大石内蔵助役に堤真一、矢頭長助役に岡村隆史がキャスティング。クランクインは2019年初頭を予定している。

堤真一は「面白いだけではなく繊細な一面もお持ちの岡村さんと一緒に、関西弁で、誰も見たことのない『忠臣蔵』を皆さまにお届けいたします」。岡村は「今回僕が演じるのは、貧乏なそろばん侍。減量し、小4でやめてしまった嫌いなそろばんも頑張ります!なので、2020年の日本アカデミー賞では僕に、スピーチのリベンジをさせてください」とそれぞれコメント。

中村義洋監督は「これまで忠臣蔵モノをご覧になってこられた方々も、そうではない皆様も、そんな赤穂浪士を『はよ討入らんかい!』とツッコミながら応援して頂けたら嬉しいです」と述べている。

■堤真一のコメント
映画では初めての「忠臣蔵」、そして「大石内蔵助」役に挑みます。
中村義洋監督とは初めてですが、お話をいただき、あまりにも面白い脚本ですぐお受けすることにしました。
誰もが知る有名な物語ではありますが、立場によって見方は変わり、あの時代に命をかけて忠義を尽くしただけの話ではなかったのです。
面白いだけではなく繊細な一面もお持ちの岡村さんと一緒に、関西弁で、誰も見たことのない「忠臣蔵」を皆さまにお届けいたします。ご期待ください。

■岡村隆史のコメント
また映画に出たいとずっと思っていました。
普段はなかなかお会いできない役者の皆さんとご一緒する、緊張感のあるプロフェッショナルな現場が好きです。
今回僕が演じるのは、貧乏なそろばん侍。
減量し、小4でやめてしまった嫌いなそろばんも頑張ります!
なので、2020年の日本アカデミー賞では僕に、スピーチのリベンジをさせてください。
応援よろしくお願いします!

■中村義洋監督のコメント
まさか自分が忠臣蔵を!? というのが最初にお話を頂いた時に思った率直なところです。かつて作られてきた映画、ドラマなど、あまたの『忠臣蔵』(三百本!?)の名に恥じぬよう、と思うとあまりのプレッシャーに脚本が一文字も書けなくなってしまったので、決して構えず、極力軽やかに、と心がけていたら、いつのまにか赤穂浪士は関西弁になり、「それ、なんぼ?」が口癖になった大石内蔵助をあの手この手で困らせることに夢中になっておりました。撮影に入っても堤さんと岡村さん演じる赤穂藩経理担当の面々を困らせ、追い込み、右往左往させていきたいと思います。これまで忠臣蔵モノをご覧になってこられた方々も、そうではない皆様も、そんな赤穂浪士を「はよ討入らんかい!」とツッコミながら応援して頂けたら嬉しいです。

■池田史嗣プロデューサーのコメント
今も昔も、予算は大事。誰もが知る忠臣蔵の、誰も知らないお金の話を良質なコメディとして描けるのは「殿、利息でござる!」でご一緒した中村義洋監督しかいないと思い立ち、そのオファーに応えてくれた監督が自ら書き上げた面白過ぎる脚本のもと、堤真一さん、岡村隆史さんという理想的な芸達者お二人が揃いました。共に関西出身の二人による凸凹コンビぶりは爆笑必至。女好きでボンボン育ちの大石内蔵助、ワーキングプアで神経質な矢頭長助。全くキャラの違う二人の丁々発止の掛け合いが、この作品の肝になります。このチームなら、新しい国民的エンターテイメントとして“誰も見たことがない忠臣蔵”を皆様にお届けできるはず。どうぞご期待くださいませ。