公益社団法人自動車技術会は2019年2月27日(水)に『モータースポーツ技術と文化』と題したシンポジウムを開催する。ル・マン24時間耐久レース初制覇への道程やスーパーGT GT500グローバル化への展望と題した講義が行われる予定だ。
このシンポジウムは例年、自動車技術会のモータースポーツ部門委員会が開催しているもの。毎回、二輪・四輪モータースポーツの関係者が登壇しての講義や交流会などが行われる。
そんなシンポジウムが2019年も開催決定。2019年2月27日に東京都目黒区の東京工業大学大岡山キャンパスのデジタル多目的ホール、メディアホールで開催される。
当日はスバルやホンダ、HRD Sakura、ブリヂストン、トヨタテクノクラフト、トヨタ自動車などから講師が招かれるほか、スーパーGTをプロモートするGTアソシエイションの坂東正明代表なども講師として登壇する。
プログラムは『WTCC Cicivの開発』『SUBARUモータースポーツのシャシ開発』といったレース用車両開発に関連するものや『アルティメットアイのレースタイヤへの活用』といったタイヤ開発に関連するもの、『スーパーバイク 世界選手権4連覇の要諦』など二輪レースに関連するものが用意されている。
またGTA坂東代表とニッサン・モータースポーツ・インターナショナルの坂本昌平氏による『SUPER GT GT500グローバル化への展望~クラス1共通規則の採用~』や、トヨタ自動車の小島正清氏による『ルマン24h 初制覇への道程』のほか、ビデオメッセージではあるが中嶋一貴による『ルマン24h優勝を達成して』なども予定されている。
シンポジウムは定員250名で事前申し込み制。参加費は自動車技術会の会員であるかどうかなどにより異なるものの、テキスト1冊込みで1万6200~3万2400円、学生会員は3240円となっている。
参加申し込みは2019年2月20日(水)まで、専用フォームから受け付けている。モータースポーツの最前線に携わる関係者から講義形式で話を聞けるまたとない機会なので、気になる方はぜひ足を運んでみよう。
シンポジウムの詳細は自動車技術会の公式サイトまで。