インディカー・シリーズへのステップアップカテゴリーのひとつであるプロ・マツダ・シリーズが改名を発表。2019年から「インディ・プロ2000チャンピオンシップ・プレゼンテッド・バイ・クーパータイヤ」として開催される。
プロ・マツダ・シリーズは、スター・マツダ・シリーズとして1991年にスタートし、2013年に現在のプロモーターであるアンダーセン・プロモーションズが引き継いでプロ・マツダ・シリーズに名称変更。
インディカー・シリーズで活躍するマルコ・アンドレッティやジェームズ・ヒンチクリフ、グラハム・レイホールやスペンサー・ピゴットもかつてこのカテゴリーに参戦。長年に渡ってオープンホイールカテゴリーのスターたちを輩出し続けている。
シリーズのプロモーターを務めるアンダーセン・プロモーションズは、12日にインディカーへのステップアップとなるロード・トゥ・インディの入門カテゴリーであるUSF2000とインディ・ライツの間のカテゴリーであるプロ・マツダ・シリーズの名称変更を発表した。
2018年にタトゥース製のPM-18シャシーを導入したプロ・マツダ・シリーズは、2019年か「インディ・プロ2000チャンピオンシップ・プレゼンテッド・バイ・クーパータイヤ」と名称を変更し、新たなスタートを切ることが発表された。
名称は変更されたが、インディカーへ続く2番目のステップアップカテゴリーとしての役割は変わらない。
チャンピオンを獲得すれば、インディカー・シリーズやインディナポリス500マイルレースへの参戦を目指すドライバーに対し、インディ・ライツへの支援として59万6700ドル(約6800万円)が授与される予定だ。
「マツダの大きな支援を過去9年に渡って受けているが、今はロード・トゥ・インディ・プレゼンテッド・バイ・クーパータイヤのレガシーを受け継ぎ成長している。新しいシーズンを迎え、新しい姿を紹介する適切な時だと感じている」とアンダーセン・プロモーションズのダン・アンダーセンはコメント。
2019年のインディ・プロ2000は、9イベント16レースが予定され、開幕戦はセント・ピーターズバーグで3月9、10日に行われる。