三菱自動車のスペイン法人にあたるミツビシ・モーターズ・スペインは、同社のクロスオーバーSUV『ミツビシ・エクリプス クロス』をベースとしたラリーカーで2019年1月6~17日に行われる第41回ダカールラリーに参戦する。
エクリプス クロスをベースとしたラリーカー、『ミツビシ・エクリプス クロスT1プロトタイプ』は、鋼鉄スペースフレームのシャシーにカーボンファイバー製のボディを搭載、最大出力340馬力のターボディーゼルエンジンを積む四輪駆動ラリーカーだ。
第41回ダカールラリーでは、このエクリプス クロスT1プロトタイプを女性ドライバーのクリスティーナ・グティエレスがドライブ。コドライバーはパブロ・ウエテが務める。
現在26歳のグティエレスは2017年、2018年にダカールラリーに参戦しており、2018年大会では女性ドライバーとして最高位となる総合38位で完走を果たしている。
「ダカールラリーに参戦するときは、いつも強い期待を抱くものだけど、各ステージに敬意を払って臨まなくてはいけない」とグティエレス。
「もちろん第1目標は3回目の挑戦となる世界でもっともタフなラリーを完走することよ」
「マシンに関しては、これまで乗ってきたものより格段に進化しているわ。これまで以上に簡単に速く走ることができるし、オフロードの走破力も上がっているの」
「私がこれまでドライブしてきたマシンのなかでもっとも魅力的なマシンで、多くの注目を集めると思うわ」
エクリプス クロスT1プロトタイプが参戦する第41回ダカールラリーは全行程がペルー1カ国のみで争われる史上初の大会で総走行距離5541kmで争われる。