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『JUDGE EYES:死神の遺言』ついに発売 尾行に変装、躍動感あふれるキムタクの魅力を堪能しよう

2018年12月13日 07:02  リアルサウンド

リアルサウンド

 セガゲームスは12月13日、PS4用ソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』を発売する。
本作は俳優の木村拓哉氏が主人公役を務めることで大きく注目を集めているリーガルサスペンスアクションだ。開発は「龍が如くスタジオ」が担当しており、同シリーズでお馴染みの「神室町」(歌舞伎町が再現されている)が舞台となっている。


 本稿では、『JUDGE EYES:死神の遺言』の大まかなストーリーを踏まえながら、「調査アクション」や戦闘システムなど目を引くゲームシステムについて紹介する。


(参考:ゲーム初主演で広がる、俳優・木村拓哉の可能性 『JUDGE EYES:死神の遺言』体験版プレイレポート


「元弁護士の探偵」を木村拓哉が大胆に演じる


 若手検事(『HERO』)、パイロット(『GOOD LUCK!!』)、総理大臣(『CHANGE』)、脳科学者(『MR.BRAIN』)など、ドラマや映画作品を含め様々な役柄を演じてきた木村が本作で演じるのは元弁護士の探偵・八神隆之。過去に自分が担当した刑事事件が原因で法廷と決別した八神は、神室町で起きたある猟奇殺人事件を追う形で、極道を、官僚を、そして国の体制にまで及ぶ陰謀に巻き込まれていく。物語は終始シリアスに展開される模様で、神室町をくまなく探索して謎を解き明かすアドベンチャー要素が楽しめるようだ。


 また主人公の八神以外にも、中尾彬、谷原章介、滝藤賢一、ピエール瀧など、確かな実力を備えた俳優陣がキャラクターボイス役として出演。弁護士事務所の所長、私腹を肥やすために悪事に手を染める警察関係者、そして神室町で裏稼業を営む極道など、ストーリー本編の要所で八神と深く関わっている。イベントシーンでは彼らの演じるキャラクターの一挙一動に注目してみよう。


探偵業をゲームに落とし込んだ「調査パート」


 メインストーリーの要所で訪れる調査パートでは、変装や尾行といった探偵らしいアクションが体験できる。例えば、正体を隠しながらターゲットの動向を探る「尾行」では、看板や電柱の物陰に隠れながら進んでいくことに。逃走したターゲットを追うチェイスでは、目標の人物から目を離さないよう、緊迫した状況下で臨機応変にアクションをこなす判断力が求められる。一方の潜入調査では、身元がバレないよう場所やシチュエーションに応じた様々な姿に「変装」しなければいけない。余談だが八神隆之の顔は木村の顔そっくりにモデリングされているので、変装を通して「(ゲーム内で)キムタクの色々な姿が垣間見れる」と考えながらプレイするとより一層楽しめるかもしれない。


 『龍が如く』シリーズ特有の喧嘩殺法をモチーフにしたバトルシステムも健在だ。強力無比なコンボ攻撃でガードブレイクが狙える「一閃」、広範囲に及ぶ攻撃リーチで対集団戦において真価を発揮する「円舞」など、プレイヤーがバトルスタイルを自由に切り替えながら戦うことができる。これら通常技のスタイルに加えて、戦闘中に溜まるEXゲージを解放して発動する「EXアクション」や、自身のステータスを強化する「EXブースト」など、戦いを盛り上げる要素も搭載。スタイルの解放や新たな攻撃技の習得など、八神のキャラクター育成を含めたやり込み要素も魅力の一つだ。


本編以外のオマケ要素も充実


 神室町では物語に関係するストーリー本編とは別に、町で暮らす住人の依頼をこなす「サイドケース」も用意されている。こちらは物語の大筋に直接関係はしないが、内容の異なる様々なサイドケースが八神の元に舞い込んでくる。「ドローンを操作して証拠現場を撮影する」などのバラエティに富んだ依頼に取り組む内に、本編を忘れてついつい熱中する……なんてことも。最初から所持しているスマートフォンで自撮りもできるので、お気に入りのスポットを見つけて写真撮影に親しむのもオススメ。


 さらに街中に点在するプレイスポットでは、1995年稼働の対戦格闘ゲーム『ファイティングバイパーズ』、1997年稼働のレーシングゲーム『モーターレイド』など、過去にセガが手がけたアーケードゲームが遊べる。あくまでオマケ要素となるが、ゲームセンターに思い入れのあるファンにとっては嬉しいポイントではないだろうか。


 PS4用ソフト『JUDGE EYES:死神の遺言』は2018年12月13日発売。ゲームだからこそ味わえる”躍動感あふれるキムタク”が気になる方は、ぜひチェックしてみてはいかがだろうか。


(龍田優貴)