ランボルギーニ・ジャパンは12月12日、東京・虎ノ門で2018年を締めくくる『ランボルギーニ・イヤーエンドパーティ』を開催した。
2018年に“スーパーSUV”として登場し世界中を驚かせた『ランボルギーニ・ウルス』、きわめて高いパフォーマンスとコンバーチブルの高揚感をひとつにした『ウラカン ペルフォルマンテ スパイダー』、そしてニュルブルクリンク北コース“ノルドシュライフェ”における市販車最速タイム、6分44秒97を誇る『アヴェンタドールSVJ』というラインアップを発表したランボルギーニ。
今回のイヤーエンドパーティではこの3車種すべてが会場の内外に展示され、屋外に置かれたウラカン ペルフォルマンテ スパイダーを筆頭に、ガラス越しのウルス、アヴェンタドールSVJもまた、師走の街を行き交う人々の注目を集めていた。
そんなパーティ会場ではアウトモビル・ランボルギーニ・ジャパンのフランチェスコ・クレシ代表が登壇。同社にとっての1年を振り返るとともに、来たる2019年の展望について語った。
まず今年、ランボルギーニが3つのラインアップを揃えたことに触れたクレシ氏は、各モデルが同社の“アイコン”であることを説明し、そのアイコンになるうるにはデザインやパフォーマンス、テクノロジーなどのイノベーションが必要だと強調した。
同時にイノベーションは同ブランドがこれまで世に送り出してきた名だたる名車たち、ミウラ、カウンタック、ディアブロ、ムルシエラゴなどにもその都度採用され、それは未来のクルマにも受け継がれていくという。
そんなランボルギーニの2018年新車販売台数は過去最多を記録した前年を上回る約4500台に達し、日本市場でも二桁成長が続き550台に迫る勢いをみせている。このことから引き続き日本のマーケットに力を注ぐ構えだ。
また、投資面では売上高の約10%を将来の技術開発費に回すと発表。同時にファクトリーを拡大させ、さらなる販売力強化を図る。
モータースポーツ活動は2018年にアジア圏で行われたランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアシリーズを継続させる方針が明らかにされた。そのなかでは確定ではないものの今季、富士スピードウェイと鈴鹿サーキットで開催されたふたつの日本ラウンドを引き続き行いたい考えが示されている。