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ヒカキン、フィッシャーズ、kemioなど人気クリエイター続々登場 「YouTube FanFest」レッドカーペットレポート

2018年12月12日 21:02  リアルサウンド

リアルサウンド

 YouTubeが主催する大型イベント「YouTube FanFest Red Carpet」が12月11,12日に幕張メッセイベントホールで開催された。2日間にわたり、チャンネル登録者100万人を超える人気クリエイターが集結するこのイベント。2013年よりアジアを中心に11カ国で開催され、カナダやブラジルなどでも開かれる世界規模のイベントとなっている。


(参考:U-FES.2018レポート(3) 草なぎ剛&ワタナベマホト登場の感動をもう一度!


 今回、日本での開催は5度目となり、2日目の12日にはHIKAKIN、SEIKINを始め東海オンエア、はじめしゃちょー、Fischer’s-フィッシャーズ- 、スカイピースを始め、あやなん、kemio、みきとP、かわにしみきなどジャンルレスな面々がレッドカーペッドに登場した。


 初めに登場したのはチャンネル登録者350万人を突破した水溜りボンド。今年は草なぎ剛、ベッキーとの共演やトミー企画のドラマ、『世にも奇妙な物語』(フジテレビ系)出演、さらに苦手としていた歌にまで挑戦するなど意欲的な年となった。


 緊張した面持ちながらも笑顔でファンとの交流を楽しんだふたりはインタビューブースへ。カンタは「今年は集大成的な1年になった」とトピックスに事欠かなかったこの1年を振り返った。続けて「来年はやりたいことに情熱を持って取り組んで行きたい。期待していてください」と活動への自信を露わにした。


 続いてYouTube FanFest初参加となったkemioが登場。YouTubeだけでなくファッションや音楽と多岐にわたる活動と、独自の世界観が人気のkemioは今年チャンネル登録者100万人を突破した。「ありがと~。もうみんな好き~」とkemoi節を炸裂させながらファンへ感謝の気持ちを述べた。


 誰よりもファンと密に交流していたのがSEIKINとHIKAKINだ。自撮りやサイン、握手などじっくりと対応しながらレッドカーペット練り歩いた。今年、めでたく第一子が生まれたSEIKINは「父としても頑張って行きたい」を決意新たに動画制作を行うと語った。


 また多くのテレビ番組へ出演しYouTuberの活動領域を拡大させているHIKAKINは今年を振り返り「色々あったから一言では言えないけど無理して言うならばネコ可愛かったねえ」と愛猫・まるおへの愛を語った。各YouTuberも取り上げ、大きな話題となったHIKAKINとまるおはの出会いは、今年のYouTubeでもっとも大きなニュースのひとつと言えるだろう。


 海賊の衣装で登場したフィッシャーズはリラックスした表情でファンサービスに応えた。1日目のステージでも会場を沸かせた彼ら。今年はアルバムリリースや『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)出演と音楽活動に力を入れていた印象だ。シルクロードともときはさっぱりさせた坊主頭も披露し会場を笑いに包んだ。


 来年の目標についてシルクロードは「音楽もそうですけどフィッシャーズパークができるので新しい活動をしてどんどん新しい活動をしてYouTubeの可能性を示していきたい」コメントした。


 フィッシャーズと同じく昨日のステージに登場していたスカイピースは大きく名前の書かれた体操着姿で登場。「今までやったことないくらい大きい会場でしたがめちゃめちゃ気持ちよくライブできました」と振り返った。現在全国ツアー中の彼らは年末年始も忙しいと語っていたが、疲れを感じさせない爽やかな笑顔でファンとの交流を楽しんでいた。


 それぞれのクリエイターが趣向を凝らした衣装で登場する中、一番華やかだったのがはじめしゃちょー。見事な袴姿で「某はカブキン……、はじめしゃちょーです」と動画そのままのゆるい雰囲気でインタビューを行なった。


 今年は「はじめしゃちょーの畑」がチャンネル登録者数100万人を突破し、メインチャンネル以外でも波に乗っているはじめしゃちょー。「グループ系のYouTuberが多くて羨ましい~と思って(はじめしゃちょーの畑を)始めました」とチャンネル開設の裏側を明かした。


 最後は東海オンエアがこの日一番にも思えるの歓声を受けながら登場。レッドカーペット上でてつやとしばゆーが戯れ合うなど緊張した様子は一切なくいつも通りの彼らでファンとの交流を楽しんでいた。


 今年はチャンネル登録者350万人突破、冠ラジオスタート、虫眼鏡の概要欄をまとめた本の出版と幅広い活動を展開してきた彼ら。てつやは「いつも通りやりたいことやりつつ、新しいことも挑戦できて、これからも変わらず挑戦していきたいですね」と今年を振り返った。


 てつやのコメントにとしみつがデタラメな英語を重ねる彼ららしいボケも飛び出すなど、大舞台でもその堂々とした様子は日本を代表するトップクリエイターの風格すら感じられるものだった。


 その他にも和田さん。、みきとP、バイリンガールちか、マリリン、関根りさ、かわにしみき、あやなん、まあたそ、ふくれな、よききがレッドカーペットを歩き、ファンとの交流を楽しんだ。会場に詰め掛けたファンだけではなく、クリエイターたちも普段では味わえない特別な空間を存分に楽しんでいる様子がとても印象的だった。


(馬場翔大)