トップへ

フィンランド・日本外交関係樹立100周年、2019年の親善大使に皆川明や小林聡美ら6人が就任

2018年12月12日 20:43  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ムーミンと皆川明さん Image by: FASHIONSNAP.COM
駐日フィンランド大使館が、2019年に日本とフィンランドが外交関係樹立100周年を迎えるにあたりフィンランドのゆかりのある著名人6人を親善大使に任命した。12月12日の今日、親善大使を招いた任命式がフィンランド大使館で開かれた。

 親善大使に就任するのは、「ミナ ペルホネン(minä perhonen)」デザイナーの皆川明、北欧デザインの黄金期だった1960年代にヘルシンキで活躍した照明デザイナーの石井幹子、1964年にヘルシンキに移住したピアニストの舘野泉、フィンランド人コーチと毎年フィンランドでトレーニングに励んでいるというスキージャンプ選手の葛西紀明、フィンランドで撮影が行われた映画「かもめ食堂」で主演を務めた女優の小林聡美、2017年にフィンランド人姉妹のノーラ&ペトラとともにアイドルユニットを結成したでんぱ組.incの藤咲彩音。任命式では海外にいる葛西選手を除く5人が登壇し、ペッカ・オルパナ駐日フィンランド大使による任命状の贈呈が行われた。フィンランド語で「私の蝶」を意味するというミナ ペルホネンを手掛ける皆川は「来年は今までやってきた『アルテック(Artek)』との協業がより深まっていって、日本の皆様にとって暮らしの中で2つの国の美意識が重なり合うようなものを届けたいと思う」と意気込みを語った。
 任命式の後は、2月1日に公開されるフィンランドが舞台の映画「雪の華」をはじめ、3月16日に開業する「ムーミンバレーパーク」、2年にわたって日本各地を巡回する予定の「ムーミン展」、4月14日に一般開放されるフィンランド大使館のフェスティバル「Feel Finland」など、来年に予定されている100周年関連事業の紹介が行われた。全ての事業詳細は、駐日フィンランド大使館特設サイトに随時公開される予定。イベントの最後には、スペシャルゲストとしてムーミンが登場し会場を再び盛り上げた。
■日本とフィンランドの外交関係樹立100周年:特設サイト