トップへ

TSIグループ再編で東京スタイルが休眠会社に、2ブランド終了し「ナチュラルビューティー」など4ブランドはサンエーに譲渡

2018年12月12日 16:03  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ブランドを終了する「アリスバーリー(Aylesbury)」公式サイトより
TSIホールディングスが12月12日に開催した取締役会で、子会社の東京スタイルとサンエー・インターナショナルの機能を統合するグループ再編を決議した。

 具体的には、東京スタイルで展開している「ナチュラルビューティー(NATURAL BEAUTY)」「ピンキー&ダイアン(PINKY&DIANNE)」「ボッシュ(BOSCH)」「トウキョウスタイリスト ザ ワン エディション(TOKYO STYLIST THE ONE EDITION)」の4事業を来年3月1日にサンエー・インターナショナルに事業譲渡し、「ヴァンドゥー・オクトーブル(22 OCTOBRE)」と「アリスバーリー(Aylesbury)」は2月末をもって国内事業を終了する。来年1月31日に行われる各社の臨時株主総会で承認を得た後、3月に事業譲渡を行う。なお事業譲渡後、東京スタイルは休眠会社となる。
 現在の東京スタイルとサンエー・インターナショナルは、2014年3月にTSIホールディングスによる会社分割に伴い設立。2017年には両社の管理機能を統合し、今年9月からサンエー・インターナショナル代表取締役社長の松田浩一氏が東京スタイルの社長を兼任してきた。今回のグループ再編は組織構造の効率化と戦略的意思決定の迅速化を目的とし、強固な経営体制の構築を図っていくという。なおグループ再編による今期の連結業績に与える影響は軽微とし、またブランド廃止に伴う連結業績への影響については現在精査中だという。