メルセデスF1チームのバルテリ・ボッタスが、2019年フィンランドラリー選手権の開幕戦アークティック・ラップランドラリーに参戦することが発表された。
1月24日から26日にフィンランドで開催されるアークティック・ラップランドラリーで、ボッタスはMスポーツのフォード・フィエスタRS WRCを走らせることが決まった。ボッタスがラリー競技に出場するのはこれが初めて。
「ラリーの世界を経験する特別な機会になる。実現してくれたすべての人に感謝したい」とボッタス。
「僕にとって完全に新しい分野だ。ワールドラリーカーでの経験は全くないからね。でもレースカーのドライバーだから、どんなマシンであれ、全開でプッシュしていくつもりだよ」
ボッタスのコドライバーは、2000年と2002年にタイトルを獲得したマーカス・グロンホルムをサポートしたティモ・ラウティアイネンが務める。
2019年のF1レギュラードライバーのなかにも、これまでラリーに本格的に出場した経験を持つ者はいる。キミ・ライコネンは2010年と2011年にWRCに参戦。ロバート・クビカは2013年にWRC2のチャンピオンになった。一方、WRCのワールドチャンピオン、カルロス・サインツを父に持つサインツJr.は、2018年のモンテカルロ・ラリーでVIPコースカーを走らせた。