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GG賞候補の『未来のミライ』、青山浩行描き下ろしの三方背BOXイラスト公開

2018年12月10日 19:11  CINRA.NET

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『未来のミライ』スペシャルエディション(Blu-ray)ジャケット ©2018 スタジオ地図
細田守監督のアニメーション映画『未来のミライ』が『第76回ゴールデン・グローブ賞』アニメーション映画賞にノミネート。1月23日に発売される同作のBlu-ray、DVDのジャケットが公開された。

細田監督は「この度、第76回ゴールデン・グローブ賞へのノミネートと聞き、ただただ驚いています。これをきっかけに、この小さな可愛らしい作品がより広く、深く、たくさんの方々に楽しんでもらえたら嬉しく思います」とコメント。アメリカ配給を手掛ける「GKIDS」のCEOエリック・ベックマンのコメントも公開されている。同賞のアニメーション映画賞に日本の作品がノミネートされるのは初めて。『第76回ゴールデングローブ賞』の授賞式は現地時間の1月6日に行なわれる。

『未来のミライ』のジャケット公開にあわせて、細田監督作品の『時をかける少女』『サマーウォーズ』で作画監督を務めた青山浩行が描き下ろしたスペシャルエディションの三方背ボックスのイラスト、ジャケット写真展開図も公開された。

今年7月に公開された『未来のミライ』は、4歳の少年くんちゃんが未来から来た妹・ミライちゃんと出会い、初めての体験を繰り返しながら成長していく様を描くファンタジー作品。くんちゃんの声を上白石萌歌、ミライちゃん役を黒木華が演じるほか、星野源、麻生久美子、吉原光夫、宮崎美子、役所広司、福山雅治が声優陣に名を連ねる。

■細田守監督のコメント
この度、第76回ゴールデン・グローブ賞へのノミネートと聞き、ただただ驚いています。これをきっかけに、この小さな可愛らしい作品がより広く、深く、たくさんの方々に楽しんでもらえたら嬉しく思います

■エリック・ベックマン(GKIDS)のコメント
細田守はアニメーターの域を超え、アニメーションという手法を使う映画作家となった。彼はここに本当に美しく繊細な作品を作り上げた。それはまさに家族、愛、命について描かれたパーソナルな物語であり、その時空を超える旅は私たちに笑顔を感動を等しく与えてくれる。このノミネーションに対し、HFPAに感謝すると共に、細田監督の実力が正しく評価されたことを非常に嬉しく思う