2019年公開の映画『ザ・ファブル』に佐藤二朗が出演することがわかった。
2014年から『週刊ヤングマガジン』で連載されている南勝久の漫画『ザ・ファブル』。狙った獲物を8秒以内で仕留める天才的な殺し屋として裏社会で恐れられる殺し屋「ファブル」を主人公にした作品だ。育ての親であるボスから「1年間殺し屋を休業して普通の人間として生活すること」をミッションとして与えられたファブルが、佐藤アキラという偽名を使い、相棒のヨウコと兄妹という設定で大阪で暮らしはじめるというあらすじ。映画版では、ファブル役を岡田准一、ヨウコ役を木村文乃が演じる。
今回出演が発表された佐藤二朗は、ファブルが人生で初めてアルバイトをすることになるデザイン会社・有限会社オクトパスの社長・田高田役で出演。面倒見のよい性格で、お酒や飲み会好きのキャラクターだ。佐藤は「僕が演じる田高田は、一見いい加減だけど、デザインを見る眼は確かで、社員に対する愛が深い人だと思います。そして『酒好きのオヤジ』というところはリンクどころか全く僕と同じです(笑)」とコメント。
■佐藤二朗のコメント
あまりの面白さに「ちょっと凄い漫画を見つけた」と周りの人に言い回ってる矢先に、今回のお話を頂いたので、何やら運命めいたものを勝手に感じております。
僕が演じる田高田は、一見いい加減だけど、デザインを見る眼は確かで、社員に対する愛が深い人だと思います。そして「酒好きのオヤジ」というところはリンクどころか全く僕と同じです(笑)。
岡田くん演じる佐藤アキラ(ファブル)の束の間の休息になればと思いながら演じました。
他にない独特の世界観を持つ作品になると思います。ご期待を。