トップへ

ジェシカ・シンプソン、ナタリー・ポートマンに物申す

2018年12月09日 11:12  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ナタリー・ポートマンに「ガッカリした」ジェシカ・シンプソン
女優ナタリー・ポートマン(37)が現地時間4日、インタビューで「私がティーンだった時に、ビキニを着たジェシカ・シンプソンが雑誌の表紙を飾っているのを見たの。そこには『私はバージン』と書いてあったわ。私は混乱したの」と発言。これに対し、ジェシカ・シンプソン(38)が声明を発表した。

ジェシカ・シンプソンは1999年の19歳だった頃に『I Wanna Love You Forever』でデビューし、結婚まで純潔を守ると大々的に公言して歌手活動を行っていた。そんな彼女に対して、新作映画『Vox Lux』(12月7日アメリカ公開)で架空のポップスターを演じるナタリー・ポートマンが『USA Today』のインタビューを受け、ポップカルチャーについてこのように語った。

「私がティーンだった時に、ビキニを着たジェシカ・シンプソンが雑誌の表紙を飾っているのを見たの。そこには『私はバージン』と書いてあったわ。私は混乱したの。女性として、少女として、私に何を訴えようとしているのかわからなかった。」

この発言を受け、ジェシカ・シンプソンが現地時間5日にツイッターに長文を投稿した。「ナタリー・ポートマン、今朝、私が1999年でまだバージンだった頃にビキニを着て撮った写真が掲載されたことで、あなたを“混乱させて”しまったという記事を読んでガッカリしました」と綴り、ハリウッドにおいて自分の売り方はコントロールできるものではなく、業界がイメージを作り上げていると強調し、ナタリーもそれを知っているはずだと言及した。

さらにビキニを着用し、自分の身体を誇りに思うことと性的な関係はイコールではないと説明して、「私はすべての女性のロールモデルとして、(外見を)自分がなりたいようにすればいいし、着たいものを着ればいいし、誰かと性的関係を持ちたいなら持ってもいいし、持たなくてもいいということを伝えてきました。力は個人個人に備わっているんです。私は、他の女性が選択してきたことを尊重してきました。今はTime’s Up(セクハラ撲滅運動)の時代で、あなたは女性のために素晴らしい仕事をしてきました。あなたにも(私と)同じようにして頂きたいです」と記している。

ナタリー・ポートマンは今年1月に行われた「女性たちの行進(Women’s March)」でスピーチしたり、インスタグラムに動画を投稿してセクハラ撲滅を目指すチャリティー団体「Time’s Up」への寄付を呼びかけたりしてきた。

ナタリーはジェシカのコメントを受けて、『Entertainment Tonight』に「決して誰かを恥かしめようとしたわけではなく、これは私の意図したことではありません。でも、彼女を傷つけてしまったのなら、本当に申し訳ないと思っています」「名前を出してしまったことは間違いでした」と謝罪している。
(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)