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UAの新レーベル「イウエン マトフ」が19年春夏シーズンにデビュー、大人が着るフェミニンを提案

2018年12月07日 21:23  Fashionsnap.com

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イウエン マトフ 2019年春夏コレクション Image by: FASHIONSNAP.COM
ユナイテッドアローズから、2019年春夏シーズンに新たなウィメンズレーベル「イウエン マトフ(AEWEN MATOPH)」がデビューする。ディレクターに「アミウ(AMIW)」を手掛けた二ノ宮和佳子を起用。2019年1月頃からユナイテッドアローズの一部の店舗と公式オンラインストアで取り扱う。

 同社は、他社ブランドやセレクトショップでPRやディレクターを経験してきた二ノ宮に数年前からオファーをしてきたという。「自身が手掛けるレーベルやブランドを持ち、品質の高い服を作りたい」と考えた二ノ宮とタイミングが合致し、イウエン マトフのデビューに向けて今年4月から準備を進めてきた。これまで展開が少なかったというフェミニンとモードを軸に様々なテイストをミックスしたアイテムを揃え、客層の拡大を目指す。
 ターゲットに具体的な年齢層は設けず、様々な経験を経て自立した女性に向けて「大人が着るフェミニン」を提案する。 レーベル名は、「優美な」や「上品な」を意味する古語の「いうえん」と、「纏う」の歴史的仮名遣い「まとふ」を組み合わせた。男性的な表現の古語を使いつつ意味合いに女性らしさを備えることで、力強い男性的な雰囲気と女性的な柔らかさの両義性を表現した。
 デビューコレクションではブラウスやワンピースを中心に、パンツやアウターなど約60型をラインナップ。鮮やかなカラー展開をはじめ、総柄や全面に施されたスパンコールといったアイテムと、ブラックやベージュ、ブラウンなどのワントーンのベーシックなアイテムをバランス良く揃える。二ノ宮はリアルに自分が着たいと思えるものを意識し、様々なスタイリングを楽しめるように袖を取り外せる2wayのトレンチコートやバックに大胆なスリットをあしらいインナーでコーディネートの幅が広がるブラウスなどをデザイン。シアーな素材やハリのある素材など様々なバリエーションを取り入れ、トレンドに敏感な客層に幅広く届くようなラインナップに仕上げたという。価格帯はカットソーで約6,000円~2万4,000円、アウターで3万8,000円~5万5,000円。今後はヴィンテージアイテムのセレクト商品も取り扱う予定だ。
■ユナイテッドアローズ:公式オンラインストア