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2018年にスランプを経験したグロージャン、2019年のF1では同じミスを繰り返さないと明言

2018年12月07日 17:12  AUTOSPORT web

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グロージャンは今ではスランプから脱し、自身に納得しているという
ロマン・グロージャンは、2018年にハースF1でのシーズン前半を台無しにしたような失敗は避けると固く誓って、2019年シーズンに臨むという。

 グロージャンは2018年シーズンをチームメイトのケビン・マグヌッセンとともに好調にスタートしたが、ふたりはピットストップでのクルーの失態により、メルボルンではポイントを逃すことになった。

 しかしながらその後に続いた自身によるミスがグロージャンのパフォーマンスを台無しにし、夏の間は2019年のハースでのグロージャンのシート確保に疑問が投げかけられるほどだった。

 32歳のグロージャンは最終的にスランプから脱し、ホッケンハイム以降は好調なドライビングを見せ、何度かトップ10圏内でフィニッシュしている。シーズン後半に向けては勢いを立て直し、持ちこたえることができていた。

「もしも同じようなシーズンの幕開けをしてしまったら、自分のことを許せるとは思えないね」と彼は言った。

「今年は何が起こったのかを理解して色々学んだよ。ドイツGPの前の週にマネージャーに電話をして『戻ったよ』と言ったことを覚えてる。マシンを走らせる前の段階で『戻ったよ』っと言った。元通りになったんだ」

「すべてが正しいところにピッタリはまったみたいな状態で、『ちくしょう、これも、これも、これも、これも、整理しろ』というような感じで気持ちを切り替えていった」

「素晴らしい体験だったよ。人は気付いていないことにさえ、煩わされることがあるんだね」

 グロージャンは精神面での挫折をまったく経験していないわけではない。スパでのベルギーGPスタート時にサーキットをひどい状況に至らしめた結果として、2012年は辛い不安な時期に耐えていた。

 しかし当時の出来事に対する対処の仕方に比べて、昨年の夏の困難な時期を上手く切り抜け自信を取り戻したことに、グロージャンは満足している。

「興味深いことだった。それに僕は自分の立ち直り方にもかなり納得している」と彼は言った。

「一時期、みんな僕は家にいるべきだと考えていた。僕はまだ自分には力があると思っていた。そして僕には力があったんだ。ただ、なぜ正しくやっていけなかったのかを理解する必要があったんだ」