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フェラーリ元会長、5度のF1王者ハミルトンを称賛「フェラーリにいてもタイトルを獲れたはず」

2018年12月07日 14:01  AUTOSPORT web

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第15戦シンガポールGP ルイス・ハミルトン(メルセデス)とセバスチャン・ベッテル(フェラーリ)
フェラーリの元会長であるルカ・ディ・モンテゼモロは、5度のドライバーズタイトルを獲得したルイス・ハミルトン(メルセデス)を称賛し、ハミルトンはフェラーリにいたとしてもタイトルを獲得できただろうと考えている。

「2018年シーズンは(ハミルトンの)デビュー以来最高のシーズンで、彼は大活躍した」とディ・モンテゼモロはイタリアのRAIラジオに語った。

「彼は弱さや危機に直面した瞬間もあったが、今年フェラーリにいたとしてもタイトルを獲れただろう。(セバスチャン)ベッテルをけなすために言っているのではない。彼には競争力のあるマシンで態勢を立て直すあらゆるチャンスがあった」

 今年ベッテルは明らかにミスを犯したものの、ディ・モンテゼモロはフェラーリの敗北について、彼だけを責めている訳ではない。

「今のフェラーリは、人間性と考え方の面で、私が2014年10月に離れた頃のフェラーリとはまったく違うチームだ」

「今季フェラーリは素晴らしいマシンを作った。メルセデスを上回ってさえいたこともあった。だが、最後のパーツが欠けていたのだ」

「ベッテルがいくつかミスを犯したことは明らかだが、チャンピオンシップ獲得に向けて、彼を盛り立てるためにすべてのことをやらなければならない。彼は最高レベルのドライバーであり、常にチームと親密にしている」

「フラストレーションがあるのなら、彼はサポートを受けるべきだ。将来有望で非常に速い若手(シャルル・ルクレール)が加入するというのならなおさらだ」

「(ミハエル)シューマッハーも最初の頃はミスをしていた。だがロッカールームでは常に明確に話すことと、公の場ではチームが擁護することが重要だ」