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マイリー・サイラス、山火事で自宅焼失後の心境語る 「トラウマをバネにして成長する」

2018年12月07日 13:03  Techinsight Japan

Techinsight Japan

マイリー・サイラス米山火事で自宅を焼失後に「一筋の光」を見出す
先月、米カリフォルニア州で発生した山火事「Woolsey Fire(ウールジー・ファイアー)」で自宅を焼失したマイリー・サイラスが、このほど現在の心境などを赤裸々に語った。

「自宅は倒壊してしまったけれど、あの家で刻まれた家族や友人との思い出は鮮明なまま生き続ける。今は燃えずに残ったすべてのものを愛おしく感じているわ。消防隊員の皆さん、ロサンゼルス郡保安局の皆さんにたくさんの愛と感謝を込めて!」

そのようにツイートした後、婚約者リアム・ヘムズワースとともに「Malibu Foundation」に50万ドル(約5700万円)を寄付したマイリー・サイラス。あれから間もなく1か月が経過しようとしているが、マリブコミュニティ再建には長い時間を要すると言われている。

そんななか現地時間4日、マイリー・サイラスが朝のラジオ番組『On Air With Ryan Seacrest』に出演し、今回の山火事について言及した。

マイリーは「父(歌手のビリー・レイ・サイラス)は常々『人生は調整の連続だ』って言っていたわ。昔はその意味がよく分からなかったけれど、自然災害という人生を変えてしまう大きな被害に遭って、その意味が少し分かってきた気がする」と述べ、山火事を通して多くのことを学んだと明かした。

山火事直後、様々な思い出が刻まれた自宅の焼け跡を見に行ったマイリー・サイラスとリアム・ヘムズワース。そこにたった一つ残っていたのは「LOVE」という大きな置物だった。マイリーはその光景に「すごく詩的なものを感じた」そうだ。「建物は壊れたら、また建て直すでしょう。でも愛は決して壊れずに常にそこにあるの。そしていつでも強く生き続ける。焼け跡でそれを感じられたことは、暗い闇をさまようなかで、一筋の明るい光に照らされた気分だったわ」と当時の心境を振り返った。

また自然災害という予期せぬ不幸に見舞われた自分が、セレブとしてではなく愛するマリブコミュニティの一員として地域の再建に貢献することが、自身の成長に大きく繋がっているとも語っている。

「山火事被害のトラウマを引きずったまま苦しみ続けるか、それともトラウマをバネにして成長するか」―2つの選択肢があったというマイリー・サイラス。迷わず後者を選ぶことができた自身を、そして愛する街の再建に最愛の人と尽力できることを、今はきっと誇りに思っているに違いない。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)