スーパーフォーミュラ鈴鹿エンジンメーカー・ルーキードライバーテストは12月6日、2日目を迎え、前日と同じ19台のマシンが参加。チームによっては午前と午後のセッションでドライバーを変えて走行を行い、ウエットコンディションの中、中嶋一貴(VANTELIN TEAM TOM’S)がトップタイムをマークして今季最後、そしてSF14最後のテストを終えることになった。
午前8時30分から始まったセッションは曇天の下でスタート。前日まで7号車UOMO SUNOCO TEAM LEMANSで走行していたラルフ・アーロンはKONDO RACINGの3号車から参加し、山下健太が2日目不参加という形になった。
トップタイムはアレックス・パロウ(TCS NAKAJIMA RACING)、その後、福住仁嶺(TEAM MUGEN)、小林可夢偉(carrozzeria Team KCMG)、関口雄飛(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)と入れ替わり、セッションも残り1時間となった10時00分すぎには野尻智紀(TEAM MUGEN)がトップタイム奪った。
その後、サーキットに雨が降り始め、ほぼ全車ピットイン。その後はセッション序盤からトラブルがあった山本尚貴(DOCOMO TEAM DANDELION RACING)が確認のためか、走行を行うなど数台のコースインとなったが、トップ野尻の順位は変わらないまま2日目午前、テスト3回目のセッションを終えることになった。
午後は14時00分からセッションがスタート。わずかにウエットコンディションでの開始となり、走行するマシンもウエットタイヤ装着で台数はまばらな状態。このセッションではこのテストで初めて片山義章(UOMO SUNOCO TEAM LEMANS)が参加し、スーパーフォーミュラ初ドライブを果たすこととなった。