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アリアナ・グランデ、元婚約者にインスタをブロックされるも「彼への愛は変わらない」

2018年12月06日 13:42  Techinsight Japan

Techinsight Japan

ネットで誹謗中傷され続けるピートについて、アリアナが言及
アリアナ・グランデの元婚約者として一躍その名を広めたピート・デヴィッドソン。「アリアナとは不釣り合い」「お前にはもったいない」と交際中から誹謗中傷を受けてきたピートだが、ネット上での執拗な嫌がらせは現在も続行中だ。アリアナ・グランデはそんな状況に苛立ちを隠せない様子でこのほどついに重い口を開き、元婚約者を擁護するコメントをInstagramストーリーにアップした。

今年5月に交際が発覚、6月には婚約そして10月には婚約解消と、アリアナ・グランデとピート・デヴィッドソンを取り巻く環境はジェットコースター並みの目まぐるしい展開を見せた。そんななかで一貫して変わらなかったものがあるとすれば、それはピート・デヴィッドソンへ向けられる世間からの辛辣な視線だろう。アリアナも元婚約者に対する人々の心無いコメントには黙っていられなかったようで、このほど彼を擁護するコメントを発表、その内容が注目を集めている。

事の発端は、今月3日にピートがInstagram上に綴った悲痛な叫びだった。ピートはネット上で横行する自身へのいじめについて、こう記している。

「俺はこれまでずっと堅く口を閉ざしてきたんだ。誰かを名指しで攻撃することもなかった。にもかかわらず『真相も知らずに勝手な価値観で、1人の男を徹底的にこき下ろす』―そんなことに楽しみを見出す世の中には理解に苦しむよ。」

そして境界性パーソナリティ障害を患っていること、自殺願望があることを公にしてきたのは、自身が語ることで世間の理解を深め、自分がそうであるように「この地球上から消えてしまいたい」と苦しむ若い世代の助けになれれば、と思ってのことだったと明かしている。

「こんなことをあえて口にしなければならないこと自体が間違っているけど、ネット上や誰かがどんなに僕を自殺に追い込もうとしても、ぼくはそんなことはしない。」

とも綴っており、これまでの誹謗中傷がどれほど悪質なものであったかがうかがえる。

ピートはアリアナ・グランデとの交際中から「アリアナとは不釣り合い」「お前にはもったいない」と散々バッシングを受けてきた。7月にはとうとう耐えきれなくなり、「Instagramとかのソーシャルメディアは、もうウンザリさ。インターネットってのは邪悪に満ちてるよ」とピートはInstagramを一時的に閉鎖してしまっていた。また8月にアレサ・フランクリンの葬儀にアリアナと揃って参列した際には、「なぜピートがここに?」「場違いでは?」と嫌悪感をあらわにする声が殺到したこともあった。

大勢のアンチを抱えるピートだけに、婚約が解消してからも「それみたことか」「アリアナはお前みたいな負け犬とは別れて正解だった」などと執拗な誹謗中傷は現在も続いている。

ピートへのトリビュートタトゥーを次々と覆い隠し、元彼の名を込めた新曲『thank u, next』で数々の新記録を打ち立てているアリアナも、このピートの悲痛な叫びを無視することはできなかったようだ。ピートの投稿翌日には、自身のInstagramストーリーで以下のようにピートについて言及している。

「とっくにわかりきっていることだとは思うけど、もう一度ファンのみんなに言わせて。どうか他人をもっと思いやってあげて。私がサポートするのは、“寛容さ”と“ポジティブな姿勢”の2つだけ。」
「ピートと彼の心の健康を私はとても大切に思っているわ。だから人に対してもっと思いやりを持ってほしい、たとえそれがネット上であってもね。」

アリアナはファンとのやり取りの中で、破局後は「ピートから(Instagram上で)ブロックされているため、具体的な誹謗中傷の内容は目にしていない」と明かしているが、「ピートへの愛情はこれからも変わらない」と断言している。

ネット上で悲痛な叫び声をあげたピートは同日夜、友人らとニューヨークでNBAの試合を観戦する姿がキャッチされていた。時折笑顔を浮かべていたものの、本当の意味で彼の心の傷が癒えるまでにはまだまだ時間を要するだろう。
(TechinsightJapan編集部 c.emma)