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バルマンがロゴ刷新、創業者とパリにオマージュを捧げたモノグラムのデザインに

2018年12月06日 11:43  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

新たなロゴ Image by: バルマン
「バルマン(BALMAIN)」が12月3日、ロゴをリニューアルすると発表した。

 バルマンは1945年にピエール・バルマン(Pierre Balmain)がフランス・パリで設立。2011年からは、オリヴィエ・ルスタン(Olivier Rousteing)がクリエイティブディレクターとしてメンズとレディースのコレクションを手掛けている。ロゴはデジタル化した時代に合わせて刷新したといい、ルスタンは創業時にピエール・バルマンがアトリエでの制作用にデザインしたロゴを参照したという。
 新たなロゴは、ボールド体の「B」一文字の中に1本の線が書き加えられたモノグラムのデザイン。書き加えられたラインによってできた空白に着目すると「P」の文字がくり抜かれたように見えるものになっており、ブランドを象徴する「B」と、創業者のイニシャルでブランド発祥の地パリの頭文字の「P」を組み合わせたデザインに仕上がっている。モノグラムのデザインに合わせて、「BALMAIN PARIS」のセリフ体からサンセリフ体にフォントが変更された。
 ルスタンは新ロゴについて「私は8年間クリエイティブディレクターを務めてきたので、ブランドが作り上げてきた伝統やルールを壊すつもりはありません。私とチームの皆は、新ロゴをコレクションのデザインに組み込んでいくための方法を模索することを楽しみにしています」とコメント。新たなロゴはウィメンズの2019年プレフォールコレクションから採用される。