FIAは、5日、世界モータースポーツ評議会会合を開催、2019年F1レギュレーションにいくつか変更を加えることを明らかにした。
2018年最後の会合で、2019年F1カレンダーが正式に承認されるとともに、いくつかの規則変更について合意、承認されたことも発表された。
2019年F1スポーティングレギュレーションに関しては、以下の目的で変更を加えることで合意に達した。
・テストの際の燃料取扱手順をレースイベントと同様にする
・複数のペナルティが科された場合のグリッド確定の方法を明確にする
・セーフティカーがピットに戻った後、各マシンはコントロールラインに到達するまでイエローフラッグコンディション下にとどめられる
・2021年レギュレーションに従ったマシン開発のため、無制限のCFDシミュレーションが行われることを許可する
2019年テクニカルレギュレーションについては、以下の修正を行うことを評議会は承認した。
・主にフロントウイングに関し、一部エリアをより明確化するため、第3条を修正
・重量制限を740kgから743kgに引き上げ、第4条を修正
FIAは、詳細については追って公式サイト上で正式に明らかにすると述べている。