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東京モード学園の学生をデザイナーに起用、"かっこいい親父"を提案する代官山のショップが独自ブランド立ち上げ

2018年12月05日 23:13  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

ファッションショーの様子 Image by: FASHIONSNAP.COM
アパレルショップ「かっこいい親父 代官山本店」が、初の独自ブランド「レオパドレ(LEOPADRE)」を立ち上げた。デザイナーは東京モード学園の学生を対象にしたデザインコンテストを通じて募集し、約200案におよぶ応募の中から選考を通過した計14人を起用。12月5日の今日、インフルエンサーや報道関係者、ウェブで募集した一般客を招いたパーティーを都内で開催し、デビューとなる2019年春夏コレクションをランウェイ形式で発表した。

 かっこいい親父 代官山本店は30代後半から40代をメインターゲットに、「かっこいい親父のライフスタイル」を提案するショップとして2017年にオープン。レオパドレでは「日本の親父を格好良くする」をコンセプトに掲げ、日本の素材や縫製技術、伝統文化を落とし込んだアイテムを展開する。ファッションショーにはゲストとして、元K-1世界チャンピオンでスポーツ解説者の魔裟斗、モデルの島袋聖南、ジャーナリストの鳥越俊太郎、料理研究家のベリッシモ・フランチェスコ(Bellissimo Francesco)、モデルのジャンフランコ・シモーネ(Gianfranco Scimone)らが出演。葛飾北斎の浮世絵に着想したライダースジャケットや、桜の花びらをプリントしたシャツ、デニム、Tシャツなどが披露された。メンズアイテムに加えて、"格好良い親父が連れている女性"に向けたTシャツやスカートなどのウィメンズアイテムも登場した。2019年春にはデビューコレクションの展示会を開催する予定で、オンライストアで販売後に代官山のショップで取り扱いを開始する。商品の価格帯は未定。
 同店の運営会社IMACLE 代表取締役の前村健輔氏は、ブランドの立ち上げについて「日本ならではのモノづくりで、日本のアパレル市場を元気にしたいと考えた。着る人がワクワクし、ステータスを感じられるラグジュアリーブランドを作っていきたい」と説明する。東京モード学園と協業した理由については「固定概念のまだ無い、自由な発想を持ったデザイナーを起用したいと思い若い学生たちの力を借りた。今回の経験を通じてデザイナーとしてのキャリア形成に繋げてもらえたら」とコメントした。今後の展開として、2019年秋冬コレクションをショー形式で発表することが決定している。


■かっこいい親父 代官山本店住所:東京都渋谷区猿楽町26-2 sarugaku D棟1F電話番号:03-6416-9632FAX:03-6416-9642営業時間:11:00~18:00 定休日:毎週火曜日、年末年始公式サイト