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ルイ・ヴィトンが「オブジェ・ノマド」の新作テーブルをデザイン・マイアミで発表

2018年12月05日 21:52  Fashionsnap.com

Fashionsnap.com

「アネモナ・テーブル」 Image by: © Louis Vuitton / Philippe Lacombe
「ルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)」が、ファニチャーとオブジェのコレクション「オブジェ・ノマド コレクション」と、室内を彩る小さなオブジェの「レ・プティ・ノマド コレクション」の新作を発表した。12月5日から9日まで開催されているマイアミのデザインフェア「デザイン・マイアミ2018」で披露している。

 オブジェ・ノマド コレクションでは、デザイナーのアルベルト・ビアゲッティとアーティストのローラ・バルダッサーリによる「アトリエ・ビアゲッティ」を新たなデザイナーに迎え、デザイナーの故郷であるラヴェンナに面したアドリア海と、ミラノのスカラ座から連想されるオペラの衣裳にオマージュを捧げたという新作「アネモナ・テーブル」を発表。波打つような形状の土台が特徴で、波状のベース部分は内側にブルーのラッカー、外側には柔らかなベージュのナチュラルレザーが用いられた。
 また同コレクションから、スイスのデザインスタジオ「アトリエ・オイ」が伝統舞踊から着想を得た新作「サーペンタイン・テーブル」が登場。ベベルカット仕上げのガラスになめらかなアメリカ産のクルミ材の脚を交差させ、ルイ・ヴィトンのブルーのレザーストラップを張り巡らせることで、重みや張力を活かした構築的な遊びを表現したという。
 「レ・プティ・ノマド コレクション」の新作は、吉岡徳仁による「ブロッサム・ベース」。ルイ・ヴィトンのモノグラム・モチーフからインスパイアされた渦を巻くようなデザインが特徴で、一つずつイタリア・ムラーノ島の職人による手吹きで仕上げられた。色はクリアとブラックの2色が展開されている。
 デザイン・マイアミでは新作3点のほか、カンパーナ兄弟による「コクーン」やアンドレ・フーの「リボンダンス・チェア」の既存アイテム2点の新デザインを公開している。