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祭nine. 3rdシングルに曲提供、湘南乃風 SHOCK EYEがグループを絶賛「僕らの若い頃に似ている」

2018年12月05日 21:42  リアルサウンド

リアルサウンド

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 祭nine.が、3rdシングル『がってんShake!』の発売を記念して、12月5日に池袋サンシャインシティアルパ B1F 噴水広場にてスペシャルイベントを行った。


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 今回のスペシャルイベントは、 11時からの1回目、14時からの2回目、17時30分からの3回目と1日で計3回開催。本稿では、14時からの2回目についてレポートする。祭nine.のメンバー7人は、SE「BEGINNING」が流れる中、ステージに登場。会場に押し寄せたファンが「祭nine.!!」と叫ぶと、すぐに『がってんShake!』からパターンDに収録されている「勇者なら」のイントロが流れ出す。アクロバットなダンスとパワフルな歌声で、会場を一気に盛り上げていく祭nine.。続けて、今年3月にリリースし、オリコン週間CDシングルランキングで1位(2018年4月2日付)を獲得した2ndシングル表題曲「HARE晴れカーニバル」のショートバージョンを披露した。祭nine.と共に、大勢の観客もまた合いの手を入れながらライブを楽しみ、会場全体が一つになる。


 溢れんばかりの拍手が送られる中、「さぁ、祭nine.の祭(ライブ)が始まったぞー!」と声を張り上げ、「僕たちは、祭nine.です」と元気いっぱいに挨拶。メンバーひとり一人の自己紹介を終えると、浦上拓也が『がってんShake!』表題曲について「和とユーロビートが融合した、すごくキャッチーでどの世代にも楽しんでいただける楽曲です」と説明。続けてリーダーの寺坂頼我が「今日は(リリース)初日ということで、スペシャルな日です」と前置きすると、『がってんShake!』パターンCのカップリング曲「さわらぬ夢に後悔あり」を提供した湘南乃風・SHOCK EYEがサプライズゲストとして登場し、会場から大きな拍手と歓声が上がる。


 SHOCK EYEの登場に「めちゃくちゃイケメン!」と大興奮する祭nine.の7人。「実は僕、息子がいるんですけど……」と切り出したSHOCK EYEは、「一緒にカラオケに行った時に、『デュエマ』(アニメ『デュエル・マスターズ!』)のオープニングテーマ(「有超天シューター」)を子供が歌ってて、それが祭nine.さんの曲だって後から知ったので、すごい縁だなと思いました」と語った。


 SHOCK EYEは、「さわらぬ夢に後悔あり」で特に力を注いだというラップ部分について、「声を合わせて勢いが増していく、元気を足していくっていうイメージがあったので、せっかく人数も多いし、パンチラインでみんなで合唱するのがいいかなと」と制作秘話を明かす。続けて、曲全体について「もし火傷するくらい熱いものでも、(祭nine.は)思い切って触っちゃうような子たちかなと。みんながダメだっていうものにも果敢にトライするような印象を受けたので、そこの部分は“さわらぬ夢に後悔あり”という強い言葉で表現したくて」とコメント。さらに祭nine.の印象については、「今時珍しく、がむしゃら感があって、まっすぐ突き進んで行く感じとか、なんかいいなと思いました。僕ら(湘南乃風)の若い頃がまさにそんな感じだし、あんまり考えずにとにかく突っ込んで行くっていう。その気持ちは、曲作りをする上でもすごく参考になりました」と絶賛した。


 また祭nine.からSHOCK EYEへの質問コーナーが設けられ、横山統威が「僕と頼我が、日本テレビさんの『The Gift』という番組に出演させてもらった時に、ギフトとしてSHOCK EYEさんに僕たちがオリジナルで作ったブレスレットを……」と口にすると、ニヤリと笑ってブレスレットがついた右手首を見せるSHOCK EYE。それを見た横山と寺坂は「やったー!!」と大喜び。SHOCK EYEは「本当は左手につけてたんだけど、マイクを持つと見えちゃうんじゃないかと思って、登場する前に付け替えた」とはにかんだ。


 息のあったダンスと熱い歌声で「さわらぬ夢に後悔あり」を披露し終えると、寺坂は「僕たち全員は今、一つの目標があります」と話し始める。「それは、2019年、武道館で祭を興す(ライブをする)ことです。これは僕たちが勝手に言ってることなので、全然決まってはいないのですが……。僕たちは祭を興す気でいます。先輩方のライブとか様々なイベントで武道館のステージに立たせていただいた時に、僕たちのライブだったらどんな景色になるのかなっていうのをみんなで考えて、ワクワクして。もう立ちたい! そう思ったから(目標を)武道館に決めさせていただきました」と会場を見渡し、「みなさんにはこれからも僕たち祭nine.の横で並んで走っていただけたらなと。みなさんを笑顔にさせながら、みなさんと一緒に未来に期待して、上に。高みに行けたらなと、強く思っています。これからも応援よろしくお願いします!」と力強く締めくくり、客席に向かって7人全員で「お願いします」と深々と頭を下げた。


 最後に「がってん Shake!」のアグレッシブなパフォーマンスで、会場のボルテージは最高潮に。祭nine.とサイリウムを振る観客が一体となって、元気いっぱいに「がってんShake!」を歌い上げ、スペシャルイベントは幕を閉じた。(取材・文・写真=戸塚安友奈)