レプソル・ホンダ・チームのマルク・マルケスは、12月4日にバルセロナ市内の病院で脱臼癖がついた左肩を手術。手術は成功し、6日に退院を予定している。
第16戦日本GPで2018年のチャンピオンに輝いたマルケスは、ウイニングラン中にスコット・レディング(アプリリア・レーシング・チーム・グレシーニ)と抱き合おうとした際に左肩を脱臼。その場では、弟のアレックス・マルケスが左肩を治し、事なきを得た。
日本GPで行われたチャンピオン会見では、左肩の脱臼は「今年、度々あった」と明かし、「12月には手術して治したい」と話した。しかし、日本GP以降、左肩の状態は良くなかったようで、最終戦バレンシアGP予選で転倒。その際に、再び左肩を脱臼している。
2018年内最後のオフィシャルテストであるへレステスト終了後、マルケスはバルセロナ市内で繰り返し脱臼を起こっていた左肩の問題を解決するために手術を実施。手術は無事成功し、6日に退院、以降6週間のリハビリプログラムを開始するという。
マルケスは、2019年2月6日からスタートする年明け最初のオフィシャルテスト、セパンテストには参加予定とのことだが、今週末の12月9日に行われるホンダサンクスデーは欠場することになっている。