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ラストアイドル、『愛しか武器がない』発売記念イベントにアンダー含む2期生30名集結

2018年12月05日 12:02  リアルサウンド

リアルサウンド

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 ラストアイドルが、12月4日に池袋サンシャインシティ 噴水広場で5thシングル『愛しか武器がない』発売記念イベントを開催した。


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 2018年4月よりスタートした『ラストアイドル』(テレビ朝日系)3rdシーズンでは、ラストアイドル2期生を決める入れ替えバトルが再び幕を開け、およそ半年に渡る戦いの末、12名の正式メンバーが決定。12月5日にリリースされるラストアイドルのニューシングル『愛しか武器がない』の表題曲は、2期生メンバーのデビュー曲だ。また、入れ替えバトルで敗れた、元暫定メンバーと挑戦者は、2期生アンダーとして活動をスタートしており、今回の発売記念イベントには総勢30名の2期生メンバーが揃った。


 今回イベントが行われた池袋サンシャインシティ 噴水広場は、昨年12月にラストアイドルがデビューシングル『バンドワゴン』で発売記念イベントを開催した場所で、今年10月にも4thシングル『Everything will be all right』発売記念イベントを開催したラストアイドルとは縁深い場所だ。まずステージに姿を現したのは、2期生アンダー12名。代表して篠原望が挨拶し、自己紹介をした後に、アンダー楽曲「サブリミナル作戦」のパフォーマンスに入った。アンダーメンバーがこの楽曲をファンの前で披露するのは初。篠原をセンターに、木﨑千聖が曲の冒頭で「せーの!」と合図をかけ、盛り上げていく。MVではメンバー一人ひとりが個性、特技を伝える映像になっており、その明るくポップなイメージそのままに元気いっぱいに初パフォーマンスを終えた。


 続くブロックでは2期生メンバーが3つのユニットに分かれ、1期生ユニットの楽曲を披露していく。まずはGood Tears「涙の仮面」を水野舞菜、篠田萌、畑美紗起、栗田麻央のお姉さんメンバーが可憐にパフォーマンス。町田穂花、下間花梨、大場結女の3人はシュークリームロケッツ「想像上のフルーツ」をキュートに、橋本桃呼、佐佐木一心、田中佑奈、延命杏咲実、山本琉愛の年少組はLove Cocchi「失恋乾杯」を生き生きとした姿で披露した。


 2期生にとって憧れの場所であるアイドルの聖地でイベントを開催できることに、水野は「こんなに素敵な場所でたくさんのお客さんに囲まれて、曲を披露することができて楽しかったし、嬉しかったし、幸せです」と感慨深い思いを明かす。シングル発売を控えた心境を聞かれた橋本は、5カ月間に渡るバトルを振り返りながら「やっとここに立てているので、今すごく緊張しているんですけど、すごく楽しいです」とセンターとして堂々とした振る舞いを見せた。初期暫定メンバーとして自身の立ち位置を守り抜いた篠田は「本当に長い時間だったんですけど、この日を迎えられてよかったなと思います」と喜びを露わにした。


 「愛しか武器がない」は、1期生の阿部菜々実、長月翠、間島和奏、清原梨央がメインキャストを務める映画『がっこうぐらし!』の主題歌に抜擢されている。畑は1期生がメインを張る映画の主題歌を2期生が務めるプレッシャーに「ファンの方々は納得いかない部分もあると思うんですけど、少しでも認めていただけるように頑張ろうと、みんなで気持ちを一つにしました」と2期生メンバーに共通してある前向きな姿勢を言葉にした。ここで、ライブは「愛しか武器がない」のパフォーマンスへ。橋本と水野が拳を付き合わす“バトル”をイメージさせる構図からスタートする「愛しか武器がない」は、ラストアイドルファミリーの中でも複雑な振り付けとキレのあるダンスが要求される楽曲だ。ラストアイドルの3rdシングル曲「好きで好きでしょうがない」は、メロごとに振り付けが変わっていくナンバーであったが、「愛しか武器がない」も同様にめまぐるしく振り付けが変化していく。入れ替えバトル時、オンエア毎に披露していた楽曲ということもあり、パフォーマンスのレベルは非常に高く、踊り終えたメンバーが息を切らしていたのが印象的であった。


 最後はラストアイドルファミリーにとっての定番曲となっている「ラスアイ、よろしく」を披露。ライブでは間奏に1期生のユニットをコールするお決まりがあるが、これの最後に「そして、2期生!」と付け加えられていた。アウトロにはアンダーメンバーも登場。30名がステージに集結し、ラストを飾った。23名の1期生と合わせて、計53名の大所帯となったラストアイドルファミリー。12月19日には過去最大規模のTOKYO DOME CITY HALLにて『ラストアイドル結成1周年記念コンサート』を開催する。2期生を迎え“武器”を手にしたラストアイドルに、さらなる可能性を感じたイベントだった。(渡辺彰浩)